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Javaプログラマーの仕事内容や年収などを解説。未経験からでも就職可能か

更新: 2021.06.11

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Javaプログラマーに興味はありませんか。

プログラミング言語として世界的に有名なJavaは、その汎用性の高さから多くのシステム開発に利用されており、Javaプログラマーの需要は安定して多くあります。

この記事では

  • 未経験者でもJavaプログラマーになれるのか
  • Javaプログラマーになるにはどうすればいいのか
  • Javaプログラマーになるとどのようなメリットがあるのか

などを解説します。

プログラミング未経験からJavaプログラマーを目指すなら、本記事が特に参考となるでしょう。

2019年1月18日編集:この記事は、現役エンジニアによって監修済みです。

この記事は現役エンジニアによって監修済みです。

プログラミング言語の「Java」とは

プログラミング言語の一つであるJavaは、企業が利用する大規模なシステムから個人向けのアプリ・ゲームなど様々なシステム開発に用いられている言語です。

その汎用性の高さから、Javaは現在世界で最も利用されているプログラミングの一つであり、世界中にいるJavaエンジニアによって巨大なコミュニティが形成されています。

Javaはオブジェクト指向という概念の元にプログラミングを行います。オブジェクト指向とは、ソースコードをそれぞれの処理の内容によって分割し、その分割した塊ごとに管理を行います。

ソースコードを一つの大きな塊として管理するのではなく、処理ごとに細分化して管理することで、開発時の作業工程の効率化やバグ(不具合)の発生率の低下させる目的があるのです。

「Java」を使ってできること

Javaの汎用性が高いことを上述しましたが、具体的にどのようなシステム開発に利用されているのか、詳しく解説していきましょう。

もしこれから紹介するシステムの開発に携わりたいと思っているならば、Javaを習得することでその可能性を高めることが出来ます。

業務システムの開発

業務システムとは、例えば

  • 企業の人事部が利用する人事管理
  • システムや会計部が利用する会計システム
  • 営業部が利用する営業管理システム

など、企業のバックオフィスを支えるシステムのことを指します。

業務システムは、企業に属する全社員の人事データなど大量のデータを取り扱い、従業員の給与や企業の収支管理などの大規模な計算処理を行います。

そのため、システムはそれらの負荷に耐えられるように複雑・緻密に設計され、これにJavaは適しているのです。

Javaの他にはC言語などが大規模なシステム開発に適しており、現在でも官公庁や大企業の基幹システムでC言語で開発されているものは多くあります。

Webサービスの開発

例えばネットショッピングやSNS、企業のHPなど私たちが普段利用しているWebサービスの中でJavaで開発されているものはたくさんあります。

ただし、Javaのみで開発されているケースは少なく、画面上でスクロールに合わせて動くボタンやカーソルを合わせると色が変わるボタンなどの動的な処理はJavaScriptという別の言語を利用していることが多いです。

Androidアプリ開発

世界的なプログラミング言語であるJavaは、Androidアプリ開発にも利用されています。また、AndroidそのものがJavaを利用して開発されています。

Javaエンジニアの中には、自分でアプリ開発を行ってストアにリリースする人もいて、アプリ開発はエンジニアの代表的な副業の一つでもあります。Javaを習得するれば、個人でもAndroidアプリ開発ができるようにもなるのです。

家電製品

家電製品とプログラミングのイメージが結びつかない、という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、例えばセットしたタイマーが終わると自動で停止する電子レンジや、設定した温度に達したら風量が低下するエアコンなど、家電製品には多くのシステムが組み込まれています。

これらの組み込みシステムの開発にもJavaが多く利用されており、最近ではAI(人工知能)が搭載された家電製品が売り出されるなど、プログラミング技術を活かした高性能な家電は今後ますます発展していくと見られています。

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Javaプログラマーになるには

これまでの解説で、Javaを利用したプログラミングスキルを身につけることで、様々なシステム開発に携わるチャンスができることが理解頂けたでしょう。

では、実際にJavaプログラマーになるためにはどのようにすればいいのでしょうか。

Javaを習得する

まずは、Javaのスキルを身につけなければ何も始められません。

Javaは世界的に有名な言語で、国内・国外に多くのエンジニアがすでに活躍しています。そのため、Javaの参考書・無料の学習サイトやオンラインで質問ができるコミュニティ、初心者を対象とした勉強会などが多く開催されています。

プログラミングに大学などで少し触れたことのある人であれば、参考書などを利用して独学で学習を進めることも可能ですが、全くの初心者が一人でゼロから学習することは、Javaに限らず他のプログラミング言語でも厳しい点があります。

就職や転職を見据えて本格的に学習をしたい人は、スクールや有料のオンライン講座の受講を検討してみても良いでしょう。

Javaが学習できるサイト

自分に続けられるか分からないから、まずは少しだけプログラミング体験をしてみたい、という人には、無料のオンラインサイトを利用して学習を始めてみることがおすすめです。

Progate

Progate(プロゲート)はゲームのようにプログラミングの基礎が学ぶことができるアプリです。難易度によってレベル分けがされているため、自身のレベルから学習がスタートできます。

サイトのデザインもシンプルで、プログラミング初心者でもわかりやすい学習サイトとして高い人気を誇っています。

ドットインストール

ドットインストールはWeb画面上での動的な処理を実現するJavaScriptやHP作成をするために必要なHTMLやCSSなどの知識を学ぶことができるサイトです。

「JavaScriptから始めるお手軽プログラミング」というコンテンツでは、ブラウザとメモ帳などのテキストエディタを用いて、プログラミング体験を行うことが出来ます。

JavaScriptとJavaは異なるプログラミング言語ですが、JavaScriptで一度プログラミングの基礎を学んでおくことで、その後のJava学習もスムーズに進めることが出来るでしょう。

Udacity

Udacityは英語のサイトになりますが、初心者から中・上級者を対象とした豊富なコンテンツが魅力のサイトです。AIやディープラーニングなどの最新技術に関連するコンテンツもあり、初心者だけでなくさらにスキルを高めたい中・上級者にもおすすめです。

Javaプログラマーの求人に応募する

スキルを身につけた後は、そのスキルが錆びてしまわないうちに就職活動を始めましょう。

スクールに通って実践的なスキルを身に着けている人は、経験者としての自信を持って就職活動を始めてください。

独学で学習をした人でまだ自分のスキルに自信がない人は、未経験者採用も行っている企業の求人をチェックしてみましょう。

面接ではあなたの現在のスキルに合わせて、継続した学習意欲があることをアピールしてください。IT業界では常に最新の技術が出てきており、特にベンチャー企業などでは積極的にそれらの新技術を採用しています。

現在のスキルに満足せず、より高いスキル、時代にあったプログラミング技術を身につける意志があることをアピールすることで、企業側も数年後にも活躍しているあなたの姿をイメージしやすいでしょう。

Javaプログラマーに役立つ資格

Javaプログラマーになるために必須の資格はありませんが、未経験者からIT業界へ転職・就職したいのであれば、一定のスキルがあることを証明するために資格を取得しておくことも有効な手段の一つです。

代表的な資格として

  • 基本情報技術者試験
  • Oracle Certified Java Programmer
  • Javaプログラミング能力認定試験

の3つを紹介します。

基本技術者試験

基本情報技術者試験は、インターネットやデータベースの仕組み、データのやり取りの方法など、ITに関する基本的な知識が問われる資格で、独立行政法人情報処理推進機構が実施する国家資格です。

IT業界では、この資格試験で問われる知識は常識として扱われるため、実際に試験を受けることが出来なかったとしても、出題範囲の学習はやっておくべきでしょう。

Oracle Certified Java Programmer

Oracleが行っているOracle Certified Java Programmerでは、ブロンズ、シルバー、ゴールドとそれぞれレベルによって分けられています。

最も低いレベルであるブロンズは、言語未経験者向けの入門資格としてJavaを使用したオブジェクト指向プログラミングの基本的な知識が問われます。

次のシルバーを取得することで、ようやくJavaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識があり、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者として認められることになります。

そのため、面接などでのアピールポイントとしたい人はブロンズだけでは不十分と言えるでしょう。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験では、これからJavaを学ぶ人向けの入門資格としての3級から、実際にプログラマ・エンジニアとして活躍している人のスキルを客観的に証明する1級までのレベルがあります。

認定基準としては、

3級・・・Javaに関する基本的な知識を有し、簡単なプログラムが書ける。オブジェクト指向についての基本的な概念を理解している。

2級・・・Javaに関する一般的な知識を有し、小規模なプログラム(アプリケーション、アプレット)が適切に書ける。オブジェクト指向についての一般的な概念を理解している。

1級・・・オブジェクト指向に基づく分析・設計(UML)により業務システムの流れを把握し、変更仕様に従ってプログラムの保守ができる能力を有する。なおUMLの表記はユースケース図、シーケンス図、クラス図などの基本的な知識を有する。

となっています。初心者はまずは3級の取得を目指しましょう。

Javaプログラマーの平均年収

安定した需要があるJavaプログラマーの年収は、平均額は552万円です。

PythonやScalaなどに比べるとやや低い数字にはなりますが、これは新人からベテランまでのJavaエンジニア全員の平均値であるため、実務経験を積んでいくことでこの数値よりも高い収入を得ることは十分に可能です。

また、Javaエンジニアの募集求人の中には前職での給与水準を保証してくれるものもあるため、すでに数年間の実務経験がある場合は交渉次第ではより高い収入を得ることも出来ます。

いずれにしても、この数字はあくまでの参考値として、高い給与を得るためにはそれに見合うスキルと経験が必要であることを理解しておきましょう。

Javaプログラマーになるメリット

これまでJavaで出来ることやJavaエンジニアになるための方法などを解説してきましたが、改めてJavaプログラマーになるメリット・デメリットを整理しましょう。

プログラミングスキルの習得は一朝一夕で出来るものではなく、それ相応の時間と労力をかける必要があります。

そこまでの時間と手間をかけてJavaプログラマーになると、その先のキャリアにどのようによい影響があるのでしょうか。

あらゆる分野の開発に対応できる

この記事の冒頭『「Java」で出来ること』で解説したとおり、Javaは非常に汎用性の高い言語です。

そのため、企業向けの大規模システムからゲーム開発、さらには家電製品の組み込みシステムまであらゆる分野の開発に対応できることが大きなメリットです。

その汎用性の高さは求人数の多さにも繋がっているため、実践レベルのJavaスキルがあれば様々な企業で働くチャンスが得られるということでもあります。

また、Javaは世界的にも非常に有名な言語であるため、Javaスキルを活かして海外企業や外資系企業に就職・転職することも十分可能です。

Androidアプリ制作にはKotlinもおすすめ

もし、Javaを学んでAndroidアプリを開発したい、と思っているのであれば、Kotlinというプログラミング言語もおすすめです。

KotlinはJavaと比べるとシンプルな文法構造になっており、よりプログラミング初心者に向いている言語です。

GoogleがAndroid開発の公式言語として採用したことによって一気に注目度が高まり、今後はAndroid開発者にとって必須の言語とも言われています。

大規模なシステム開発に携われる

エンジニアになって開発したいと思うものは人によって様々です。ある人はみんなを楽しませるゲームを開発したいと思うでしょうし、またある人は企業のバックオフィスを支えるシステムを開発したいと思っているでしょう。

もし、あなたが大規模なシステム開発に携わりたいと思っているのであれば、企業の基幹システム開発にも用いられるJavaがおすすめです。

急速なIT化に伴い、IT業界は慢性的な人手不足の状況です。Javaエンジニアとしてのスキルを身につけることで日本を支える大企業のシステム開発に携わるチャンスもあります。

より高度な言語を扱えるようになれる

例えばC言語は、その処理速度の高さから大企業や官公庁の基幹システム開発に利用されている言語です。

C言語は古くからある言語で、需要も安定してある一方で習得難易度が高く初心者にとっては少しハードルの高い言語になるでしょう。しかし、Javaと似ている部分もあることからJava経験者のスキルアップのための第2,3言語としても選ばれています。

加えて、Javaの影響を受けたプログラミング言語は多くあり、Javaを習得することでJavaScriptなどのそれ以外の言語の学習がスムーズに行くというメリットもあります。

Javaは需要が安定している

Javaエンジニアの需要はすでに多くのシステムに用いられているため、需要が安定していることもメリットの一つです。

その需要の高さは海外においても同じであり、Javaのスキルがあれば海外企業に就職することも可能です。

Javaプログラマーになるデメリット

需要の高さや汎用性の高さなどの多くのメリットがある反面、デメリットもあります。

これからJavaの学習をしようと考えている人は、まずこれらのデメリットを確認しておきましょう。

作業が膨大になりがち

JavaはPythonやRubyなどのシンプルな言語に比べると、少し文法や構造や複雑なプログラミング言語です。

そのため、Javaを使った開発ではシステムの構造や実際のコーディングなどに多くの時間がかかり、大規模システムの開発にもなるとその作業量は膨大です。

そのため、一つの機能追加やバグ修正などにも多くの時間がかかることがあり、Javaエンジニアにはその作業をこなす忍耐力や集中力などが求められます。

Javaはプログラミング初心者にとって習得難易度が高い

世界中に多くのエンジニアがいるJavaですが、プログラミング初心者が独学で学習を行うには少し難易度が高いことも事実です。

プログラムはただ動けばよい、というわけではありません。バグが発生しづらい書き方やその後のコード修正のしやすい書き方、読みやすい書き方や処理時間が短くなる書き方など、様々なことを考えながら記述する必要があります。

プログラムが複雑なJavaにおいては、上述したようなことを踏まえた「美しいコード」を書くためには相応の時間をかけて学習・実践練習を行う必要があります。つまり、一流のJavaエンジニアになることは決して簡単なことではない、ということです。 

さいごに

Javaのスキルを身につけることで、世界を舞台にして働くチャンスを手に入れることも可能です。

プログラミングには向き不向きがありますが、最近では無料でプログラミング体験ができるオンラインサイト・アプリなどがたくさんあるので、興味がある人は一度体験をしてみましょう。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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