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システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いとは?仕事内容・年収などを解説

更新: 2021.08.03

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システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いを知っていますか?

未経験からIT業界に転職しようとする人の中には、SEとPGの仕事内容の違いが分からない人も多いでしょう。

システムやソフトウェア開発におけるSEやPGの区分は、会社によってさまざまです。例えば、一般的にPGの仕事であるプログラミングをSEがカバーする場合もあります。

本記事では、SEとPGの違いを仕事内容・特徴・給料の観点から解説していきます。また、SEとPGに必要なスキルや資格、より将来性が高い職種についても紹介していきます。

これからIT業界への転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアとプログラマーの違いとは?

システムエンジニアとプログラマーのおもな違いは以下のとおりです。

システムエンジニアとプログラマーの違い
システムエンジニア プログラマー
仕事内容 要件定義、設計、(コーディング)、テストなど コーディング(プログラミング)、テストなど
年収 約400~600万円 約350~500万円
必要なスキルや経験 プログラミングスキル、コミュニケーションスキル、マネジメントスキルなど プログラミングスキルなど

を以下のポイントに沿って解説します。

  • 仕事内容
  • 年収
  • 必要なスキルや経験

仕事内容

SEの仕事では、クライアントからの要件ヒアリングや、その要望に従って仕様書を作成します。

そして、PGがプログラムのコーディングを終えたら、そのテスト作業まで行います。納品後のアフターフォローも、SEの重要な業務です。

PGは、SEが作成した仕様書に従って、コーディングを行うことがメインです。PGがシステムのプログラミングを終えれば、SEと共にテスト作業も行います。

SEがクライアントの要望を元に設計書(仕様書)を作り、その設計書を元にシステムを制作するのがPG、と覚えると分かりやすいでしょう。

年収

前述したように、SEとPGでは、カバーする職務工程の範囲が違います。SEは、クライアントへのヒアリングや、プロジェクトにかかわる社員のマネジメントまで行います。

ですので、一般的に、SEはPGよりも担当する工程が多く、その分年収も上がる傾向にあります。

必要なスキルや経験

SEとPGに共通する必須スキルは、プログラミング技術です。

PGの仕事はコーディング作業がメインとなるので、プログラミングスキルが必要なのは当然でしょう。

一方で、SEの仕事の範囲は、会社によって様々です。場合によっては、SE自身がコンピュータプログラム制作を行うことがあります。その場合、SE自身のプログラミング技術も必要です。

また、SEは、システム制作のプロジェクト全体を把握し、案件を効率的に進める必要があります。クライアントから提示された納期に間に合わせるためには、社員のマネジメントスキルも必須と言えるでしょう。
PGやコーダー、Webデザイナーといった現場の人の仕事状況を把握し、仕事を効率的に割り振るために工夫を凝らさなければなりません。

さらに、SEは、クライアントへのヒアリングや、納品後のアフターフォローもしなければなりません。ですので、社員に対してもクライアントに対しても、コミュニケーション能力が必須と言えるでしょう。

このように、SEは、PGよりもカバーする工程が多く、それに応じて必要となるスキルも多くなり大変です。しかし、PGの中には、このようなSEが担当する上流工程にやりがいを感じ、SEへのスキルアップのために転職を図る人もたくさんいます。

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システムエンジニアとプログラマー どちらが将来性が高い?

システムエンジニアとプログラマー、将来性の観点からどちらを目指すべきか考えている人もいると思います。

IT人材不足問題を考慮すると、SE・PGどちらも需要は伸びると考えられます。

IT人材不足については「「2030年には79万人の不足」IT人材不足の背景・エンジニアの将来性について解説」で詳しく解説しています。

しかしプログラマーには35歳定年説が存在し、年収は約350~500万円とSEより低い傾向にあるため、35歳を機に収入や働き方を見直し、PGから転職する人が多くなるようです。

とはいえどの業界でもプレイヤーよりもマネジメント層のような上流工程の職種の方が年収は高い傾向にあります。

将来性や年収を考えるのであればPG・SEどちらのしごとについてもキャリアアップが必須になるでしょう。

システムエンジニア(SE)とは

システムエンジニア(SE)とは、システム制作を行う職業です。

仕事の内容は、要件定義、仕様書の作成、コーディング、テスト作業といった、システム開発案件全体に関わってきます。

しかし、これは、あくまでも一般的なSEの職務内容です。先に挙げた作業内容の中でも、コーディングはプログラマー(PG)が担当するケースもあります。

また、SEやPGの他にも、コーダーやWebデザイナーといった職業も存在します。会社によっては、このような職種の人たちがチームとなって、ソフトウェア開発に関わる場合もあります。

SE、PG、コーダー、Webデザイナーの作業は、それぞれ担当が分かれているケースや、一人が複数を兼任するケースがあります。このような仕事の区分は、会社によって異なります。SEがカバーする仕事の範囲も、所属する会社によって変わってくることを知っておきましょう。

システムエンジニアの仕事内容

SEの仕事を大きく分けると、以下の4つになります。

  • 要件分析および要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • テスト

要件分析および要件定義

SEの仕事は、まず、クライアントからシステムに関する要望を聞くことから始まります。そして、クライアントの要望を元に、どのようなシステムを作るのかを決めていきます。この工程は、「システム要件定義フェーズ」とも呼ばれます。

基本設計

基本設計と詳細設計は、要件定義フェーズで得た成果物をもとに、システムの設計書を作る工程です。

基本設計では、システムにどのような機能を実装するのかを決めていきます。そして、機能の操作方法をどのようにするのかを決めるのも、この段階で行います。この工程は、外部(ユーザー)に対する機能やインターフェイスを設計するので、「外部設計フェーズ」とも呼ばれます。

詳細設計

詳細設計は、外部設計フェーズで決めた実装予定の機能を、どのような仕組みで設計するのかを決める工程です。この工程は、ソフトウェア内部の設計を決めるものなので、「内部設計フェーズ」とも呼ばれます。

外部設計フェーズと内部設計フェーズで決めた設計図を落とし込んだものを、仕様書といいます。SEが作った仕様書にもとづき、PGが実際にプログラムをコーディングをしていきます。

このような設計には、WebページをデザインするWebデザイナーや、デザインを元にHTML(Webページを作るためのマークアップ言語)やCSS(Webページのスタイルを決めるための言語)を組む、コーダーといった職業の人が関わる場合もあります。

テスト

テストは、PGがコーディングしたシステムが、きちんと動作するのか試験する工程です。もし、バグやシステムに不具合があった場合、再度エラー部分をチェックし、修正を行います。

システムエンジニアの平均年収

SEの平均年収は約400万~600万円ほどです。

では、年代別に見ていくとどうでしょうか。以下をご覧ください。

  • 20代のSEの平均年収:約400万円
  • 30代のSEの平均年収:約500万~600万円
  • 40代のSEの平均年収:約600万~700万円
  • 50代のSEの平均年収:約700万~800万円

このように、SEの年収は、年齢に応じて段階的に上がっていることが分かります。

特に、30代後半になると、SEからプロジェクトマネージャーなどの管理職に就く機会も増えます。

部下や関連社員のマネジメントを行う立場となるため、仕事内容は大変になりますが、その分年収も上がる傾向にあります。

いわゆる「35歳定年説」は、この時期に発生するPGとSEとの年収差から生まれたと考えられます。

システムエンジニアに必要なスキル(資格)・経験

SEに必要なスキルや経験は、所属する会社によってさまざまですが、必ず押さえておきたいのは以下の3つのスキルです。

  • プログラミング言語スキル
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル

プログラミングスキル

プログラミングスキルについてですが、所属する企業で開発に使っている言語の技術は必須と言えるでしょう。

そもそも、SEは、システムやソフトウェア開発の工程全体を理解、管理しなければなりません。そして当然、SE自身がコーディングをすることもあります。ですので、プログラミングの技術は必ず身に付けておきましょう。

コミュニケーションスキル

SEに関わらず、仕事をする上で大切となるのがコミュニケーション能力です。SEの場合、エンジニア自身がクライアントの元へ出向き、要件をヒアリングするという業務があります。

この場合、クライアントが必要とする要件を上手く聞き出せるかどうかが鍵となるでしょう。システムのプログラムの内容は専門分野で、クライアントにとって理解しにくい部分があります。そこを分かりやすく説明し、クライアントが必要とする機能と実装するプログラムをすり合わせる必要があります。

マネジメントスキル

SEは、仕様書を作り、それを元にPGやコーダー、Webデザイナーに仕事を割り振ることがあります。この場合、現場の担当者の技術を把握し、効率的に仕事を回すマネジメント能力が必要となるでしょう。

また、SEにとってはスケジュール管理能力も大切です。仕事を効率的に割り振るためには、各担当者が現在行っている作業工程を理解し、納期までに制作が終わるようにしなければなりません。また、万が一バグがあった場合の修正作業のことも考えながら、納品までの計画を練る必要があります。

特に、将来的にプロジェクトマネージャーを目指している人は、このようなマネジメント能力やスケジュール管理力を早めに身に付けておくべきです。

また、資格も必須なものはありませんが、基本情報技術者試験・システムアーキテクト試験・ネットワークスペシャリスト試験などの国家資格を取得すると就職や転職の際に役立つでしょう。

プログラマー(PG)とは

プログラマー(PG)とは、SEの作った仕様書に沿って、実際にコンピュータのプログラミングを行う職種です。

また、PGはコーディングしたシステムが予定通りに動くかどうかのテスト作業も行います。このテスト作業は、SEと共に行うケースが多いです。

プログラマーの仕事内容

PGの仕事としてまず挙げられるのが、コンピュータのプログラミング作業です。

PGは、SEが作成した仕様書を元に、実際にコードを書いてシステムのプログラムを組んでいきます。

プログラミングというと、多くの人が「パソコンに向かってコードを打ち続ける人」を想像するでしょう。まさに、そのような職種がPGです。

同様のイメージを持たれる職業として、コーダーが挙げられます。しかし、コーダーがHTMLやCSSを使用するのに対し、PGはプログラミング言語(JavaやJavaScript)を使用したシステム制作を行います。

プログラミングが終わったら、予定通りの動作をするかテストを行います。この時は、仕様書を作成したSEも一緒に確認することが多いです。試験の結果、万が一バグや不具合が生じたときは、その修正対応を行います。

特にベンチャー企業や中小企業などの会社によっては、SEがコーディング作業まで行う場合があり、カバーする工程が多い傾向にあります。

プログラマーの平均年収

PGの平均年収は、約350万~500万円とされています。先に紹介したPGよりも低い傾向にあることが分かるでしょう。

これは単純に、SEよりもPGの方が、一つの案件に対して担当する範囲が少ないことに理由があります。SEは、クライアントへのヒアリングや社員マネジメントも行う必要があるため大変ですが、その分給料も上がる傾向にあります。

このような理由からか、PGにおいては、「プログラマー35歳定年説」というものが存在します。これは、多くのPGが、35歳を境にPGを辞める傾向にあることを指します。PGを辞めた人の多くは、より上流工程の作業を求めて、SEやプロジェクトマネージャーといった職業に転職します。

プログラマーに必要なスキル(資格)・経験

PGにまず必要なスキルとして挙げられるものは、プログラミング技術です。クライアントから発注される際に納期が決められるため、それに間に合うよう、効率的なコーディング作業を行わなければなりません。

また、必須の資格はありませんが、基本情報技術者試験や各言語の認定試験(Ruby技術者認定試験、PHP技術者認定初級試験など)を取得すると実務に役立つでしょう。

加えて、ネイティブスピーカーレベルとまではいきませんが、学校の授業で触れる程度の英語力も必要となってくるでしょう。プログラミング言語は、英語で書くものが多いです。高校生レベルの英語知識があれば、プログラミングの勉強をしているうちに自然と身に付くでしょう。

プログラマーからシステムエンジニアへとキャリアアップ

IT業界の人材が不足しているとはいえ、将来性を考えるのなら自分でしっかりとキャリアデザインを行うことが大切となります。

特に、これからさらにIT業界で活躍したいと考えるPGなら、SEにスキルアップする道を考えるべきでしょう。

では、PGからSEにスキルアップするためには、プログラミングスキルのほか、コミュニケーション能力やマネジメント能力も必要になります。システム設計やコンピュータプログラム構築の技術を磨くだけでなく、対人スキルを身に付ける努力もしなければなりません。

未経験からシステムエンジニア・プログラマーを目指すならプログラミングスクール

 

IT技術の大幅な進歩に伴い、IT業界で働きたいと考える人も増加すると思われます。

しかし、プログラミングスキルがないことを不安に感じ、転職に踏み切れない人が多いのも事実です。

未経験からSEやPGを目指すなら、まずはプログラミングスキルを習得しなければなりません。

近年は、未経験でも採用する企業は増えていますが、即戦力となるスキルを持っているほうが採用されやすいという現実があります。

未経験からSEやPGを目指す場合、独学でプログラミング技術を身に付けたり、IT系の資格試験を受取得したりする方法が挙げられます。

しかし、プログラミングの独学は学習モチベーションを保つことが難しく、挫折する可能性もあります。

そこでおすすめなのが、プログラミングスクールです。プログラミングスクールでは、未経験からSEやPGを目指せるプログラムが提供されています。テキストやカリキュラムも初心者向けにつくられており、着実にスキルを上げられるでしょう。

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フリーランスのWebライターです。小学生の娘と一緒にプログラミングを学習中です。テックキャンプブログではITの最先端を学びつつ記事を書いています。

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