受託開発とSES事業を主に行っている会社です。

クライアントは、倉庫業・医療系・金融系の企業が多いです。長くお付き合いのある企業が多く、信頼していただけています。

現在、弊社社員は10名ほどではありますが、案件を担当しているのは、ほとんどがテックキャンプ卒業生の皆さんです。

実務未経験で入社された卒業生の皆さんですが、研修と実務を重ね、クライアントからは"要求に合致したものを細かい粒度で納品できている"

との評価をいただいています。

フルリモート勤務ではありますが、ツールをうまく利用し、わからないところをいつでも相談できる環境

を設けています。

私自身、代表でありながら壁を感じさせないというところも、いつでも相談できるという点では大きいかと思っています（笑）

また、育成する上で「エンジニアとしての芯をつくる」ということをとにかく大切にしています。

私は、他業界・他職種からエンジニアに転身して10年以上経ちますが、入社された皆さんにも10年後、20年後もエンジニアを続けられるスキルを身につけて欲しいと強く思っています。

社員数が少ないことや先ほどのような育成への思いから、私がマンツーマンで研修・教育を行う体制です。そのため困ったら自分から質問し進めていけるかの主体性を重視しています。

スキルはあまり気にしていません。

というのも、小さい会社だからこそ、いろんな方に合うポストをつくる事ができます。個人の強みを見て、将来その人にあったポストを作れるかを面接の中では見ています。

当初は求人媒体で経験者採用を行っていました。

しかし、小さな会社ということもあり、なかなか応募が集まらず約1年ほどで潔く諦めてエージェントの利用を検討し始めました。

そこで、経験者を1名採用できましたが、キャリアシートと実力にギャップがあり…。経験者でも個人のスキルを測ることが難しいなら、自分が指導して育てた方が信頼できる人材になるのではと、思い始めたのがポテンシャル採用に踏み切った理由ですね。

もちろん不安はありました。

未経験の方を育成しながら現在のプロジェクトを回していけるのかを真剣に悩んだ時期もありました。

しかし、実際に私と実務未経験で入社された方で担当できる案件を作って、そこで育成できれば大丈夫なのではないかと、やってみることにしたんです。

こうして実際にやってみた結果、これがうまくいきました！なので、今ではもうポテンシャル採用に不安はありません。あえてポテンシャル採用に注力できるくらい育成体制ができてきています。

現在「会社の文化」を作り上げていきたいと思っています。まだ人数の少ない会社なので、文化という文化がありません。

そこで、これからエンジニアのキャリアを始める皆さんと時間を過ごすことができれば、一緒に会社の文化を作っていけるだろうと思ったので、今ではあえてポテンシャル採用を強めています。

1年前に採用した方は、すでにプロジェクトを一人で任せられるほどに成長しています。クライアントからの評価も高く、リピートや追加人員の依頼をいただいている程です。これからはリーダーとしてチームを引っ張ってもらう予定です。

研修は1ヶ月行っていますが、そこから状況に応じて案件に入ったり、案件の手伝いをしながら学んでいただいています。

自分で考えることは要求しますが、社内のメンバーと話しながら進めていける、密にコミュニケーションとりながら進めていける環境が鍵になっていると思います。

また、テックキャンプ卒業生の皆さんは、世の中にあるライブラリーを探して活用するのがとてもうまいと感じます。自分で調べて解決しよう、前に進めようというマインドがすでにあるため、成長スピードが早いですね。

特に目的意識を持って取り組めている方は、成長スピードが早い印象です。

どんな方法や方針で人材を育成するかというところの道筋と、それを受け止めるキャパシティさえあれば、将来的にポテンシャル採用は大きな意味を持ってくるだろうと私は思っています！