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iPadはWindows・Macのサブディスプレイとして利用することが可能です。
iPadをサブディスプレイ化すれば、PCでできることの幅が広がり、仕事を効率化できます。
この記事では、Windows・MacでiPadをモニターとして使う方法、iPadをサブディスプレイ化するメリット・デメリットについて解説します。
また、サブディスプレイ化による作業をより快適にするためのツールも4つ紹介しますので、是非参考にしてみてください。
※記事内の価格は執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
この記事の目次

WindowsでiPadをサブディスプレイ化する方法
WindowsでiPadをサブディスプレイ化するには、「Duet Display」というアプリを使用するのがおすすめです。
「Duet Display」有線&無線接続が可能なアプリ
WindowsでiPadをサブディスプレイ化するには、「Duet Display」というアプリを利用するのが便利です。
Duet Displayは、Windows・Macの両方で利用でき、サブディスプレイ可能な端末はiPadに限らず、iPhoneやAndroidなど多岐にわたります。
さまざまな組み合わせでマルチディスプレイを実現できるのが、Duet Displayの強みです。
注意点として、iPadでDuet Displayを利用するには1,220円を支払う必要があります。有料ではあるものの、ディスプレイ1つを買うよりは安く抑えられます。
Duet Displayは、WindowsとiPadそれぞれにインストールして使います。
インストールし起動したら、あとは相互接続を行うだけでサブディスプレイ化は完了。細かい初期設定を行う必要はなく手軽に行えます。
相互接続は、ケーブルを使った有線接続となります。Wi-Fiを利用した無線接続を利用するには、サブスクリプション制プランとなる「Duet Air」または「Duet Pro」の加入が必要。
有線接続は、遅延がほぼ発生しないのがメリットですが、iPadを自由に持ち運びできる範囲が限られます。
また、無線接続は、コードを使う必要がなくiPadを自由に動かせますが、有線接続と比べて遅延が発生しやすいのが欠点です。
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MacでiPadをサブディスプレイ化する方法
- 「Sidecar」macOS Catalinaの機能
- 「GoodDual Display」無料アプリ
- 「Yam Display Free」有線&無線接続が可能なアプリ
「Sidecar」macOS Catalinaの機能
macOS Catalinaから導入された機能「Sidecar」を利用してiPadをサブディスプレイ化できます。
macOS Catalinaは、Macのオペレーティングシステムとして2019年10月8日にリリースされました。Sidecarは、そのリリースのなかで導入された機能です。
Sidecarを使うには、macOSがCatalina以降のものであること、iPadOSが13以降である必要があります。利用する前に、手持ちのmacOSとiPadOSのバージョンを確認しておきましょう。
また、接続方法はBluetoothまたはWi-Fiによる無線接続のほかに、Lightningケーブルを介した有線接続にも対応しています。
どちらも接続自体にお金がかかることはありません。
標準搭載されている機能なので面倒な初期設定は必要なく、接続するだけですぐに使えるのが非常に便利。
Macの「システム環境設定」から「Sidecar」パネルを開くと、ディスプレイに関する設定ができます。
サブディスプレイの位置、メイン・サブ機能の切り替えが設定できるので、好みに合わせて設定し直しましょう。
また、iPadの下部にMacのTouch Barを表示させるように設定できます。作業効率の向上を求めたいのであれば、Touch Barを活用するのも1つの手です。
「GoodDual Display」無料アプリ
「GoodDual Display」というアプリを利用する方法です。
GoodDual Displayも、iPadのサブディスプレイ化を実現させるためのアプリで、無料版と料金120円の有料版が存在します。
GoodDual Displayも、初期設定の必要がなく有線接続によってすぐさまサブディスプレイ化が可能です。
無料版は、画面の下部に常時広告が表示されています。有料版ではこの広告が表示されることはありません。
また、操作したときの反応が若干鈍いのが欠点。動画視聴といった用途には向いておらず、ブラウジングする用途に使うのが良いでしょう。
「Yam Display Free」有線&無線接続が可能なアプリ
「Yam Display Free」というアプリを利用する方法です。
Yam Display Freeは、MacでiPadまたはiPhoneのサブディスプレイ化を実現させるアプリです。Freeとあるように、無料で利用できます。
また、MacはOS X10.9以降、iPadはiOS7.1以降を満たしていれば良いので、sidecar機能がない機種でも利用できます。
インストールし終えたら、あとは起動して接続するだけでサブディスプレイ化を実現可能。Yam Display Freeも面倒な初期設定がなく、手軽に利用できるのがメリットです。
一方で、注意点が2つあります。
1つ目は7分おきに突如表示される、有料版販促、レビュー催促の画面です。何の前触れもなく現れてくるので、びっくりするかもしれません。
もし、これが嫌なのであれば有料版を購入しましょう。Yam Displayの有料版は980円になります。
2つ目は接続方法が有線のみであること。Yam Display Freeは、Lightlingケーブルによる有線接続のみ対応しています。
無線接続をしたいのであれば、有料版を購入する必要があります。

iPadをサブディスプレイ化するメリット
- パソコン+iPadで画面が広くなり作業効率が向上
- iPadにタッチして操作できる
- サブディスプレイがiPadだと持ち運びが楽
パソコン+iPadで画面が広くなり作業効率が向上
1つ目のメリットは、画面が広くなることで作業効率が向上すること。
PCで作業する場面において、ブラウザで調べ物をしながらワード・エクセルなどのソフトで資料作成することはよくあります。
その際、ブラウザとソフトを逐一切り替えて使うのは手間がかかります。起動しているソフトが多ければ尚更でしょう。
また、1つのディスプレイでウィンドウを分割して使用する方法もあります。しかし、ウィンドウの分割は作業範囲を狭めることになり、見づらくなってしまうことも。
そこで、もう1つディスプレイを追加することで、これらの問題点は解決できます。
iPadにタッチして操作できる
2つ目のメリットは、タッチ操作ができること。
通常のディスプレイは画面を写すのみですが、iPadであれば指・ペンで画面操作できます。
例えば、手書きの資料を作成する場合は、PC側で行うよりもiPad側で行えば作成しやすいでしょう。また、人によってはマウス操作よりタッチ操作のほうが作業しやすいこともあります。
人によって操作のやりやすさに違いがあることから、PCとiPadで操作の使い分けができるのは、iPad特有のメリットと言えます。
サブディスプレイがiPadだと持ち運びが楽
3つ目は、持ち運びが楽であること。
iPadはモバイル端末であることから、持ち運びできるのが大きな利点です。
外出先で作業をする場合、通常のディスプレイは持ち運びできませんが、iPadであればその心配も必要ありません。
iPadをサブディスプレイ化するデメリット
- 動作遅延が発生する可能性がある
- 細かい作業がiPadだとやりにくいことも
動作遅延が発生する可能性がある
1つ目のデメリットは、動作遅延が発生する可能性があること。
iPadをサブディスプレイ化した場合、画面操作にマウスを使うこともあります。特に無線接続しているときは、iPad側でマウス操作すると、わずかに操作が遅れることも。
しかし、作業効率を著しく落とすほどではありませんので、それほど心配する必要はないかもしれません。
細かい作業がiPadだとやりにくいことも
2つ目のデメリットは、細かい作業がやりにくいこと。
iPadは、モバイル端末としては大きい画面であるものの、PCのディスプレイに比べれば小さい方です。
小さい画面では、PCで難なくこなせる作業もやりにくさを感じてしまう可能性があります。特に、エクセルのようなソフトは大きい画面でこそ作業がしやすいもの。
そのため、作業内容によってPC側で行うか、iPad側で行うかを見極める必要があります。
iPadのサブディスプレイ使用を快適にするスタンド・ホルダー4選
ぜひ一緒に活用してみてください。
サンワサプライ CR-LATAB20BK
サンワサプライより発売されている、CR-LATAB20BKはiPad用のホルダーです。
上下で挟み込むホルダー本体は、縦置き、横置きの両方に対応しており、好みに応じて調整可能。
CR-LATAB20BKは、机の端などに取り付けて最適な角度に合わせて調整するためのモニタアーム(別売り)に取り付けながら使用します。
VESA規格に対応しているスタンドやモニタアームであれば、CR-LATAB20BKを簡単に設置できます。
スタンドと違い、空中に浮かせられるので、いちいち視線を落とさずに作業ができるのがメリット。
価格は、ホルダー単体で約2,700円、モニタアームを合わせると約6,000円から8,000円になります。
Ten One Design TEN-OT-000004
TEN-OT-00004は、iPadやiPhoneなどで使用するディスプレイ固定ツール。
よく見られるモニタアーム、スタンドとは違い、MacBookのディスプレイに直接つなげる形で固定するのが特徴的です。
本体がそれほど大きくないので持ち運びが楽、さらに外出先で利用可能というメリットがあります。
2つのグリップに、一方はMacBook、一方はiPadを挟み込んで使用。実際に挟み込む部分はシリコンで出来ているので、両ディスプレイを傷つける心配はありません。
また、本体中央にはiPadの端子を通すためのケーブルホールがあります。そのため、iPadを充電させながらディスプレイを固定させることもできます。
また、グリップ部分はデバイスに応じて5種類の中から選べるため、使用するデバイスに合わせて使い分け可能。価格は約5,000円です。
サンワサプライ 100-LATAB018
100-LATAB018は、iPadで使用できるタブレットスタンド。
サイズがコンパクトであるので持ち運びするのに便利です。本体底部にある真空吸盤によって机、壁などに装着して使用します。
100-LATAB018は、3つの関節を持った多関節スタンドです。
吸盤付近の関節は縦方向に280度、中央の関節は縦方向に300度、ディスプレイ真後ろの関節は横方向に240度調節が可能。
ホルダー部分は80度の範囲内で調整可能なほか、横向き、縦向きに調整することもできます。
このように、角度調整の自由度が高く、強力な吸引力で机や壁に設置できるので、あらゆる場面で柔軟に利用できるでしょう。
価格は約3,400円となります。
Ten One Design マグネティックスタンド 18525
マグネティックスタンド18525は、iPad用のタブレットスタンド。
手のひらに乗せられるほどにコンパクトなサイズで、外出先で利用するのに便利です。
磁石の力によって装着する仕組みとなっています。ブラウジング、プレゼン目的かタイピング目的によって、使い方を分けることができます。
上下で挟み込むタイプよりも、簡単に着脱可能なのが大きなメリット。
価格は約3,800円です。
iPadをモニター代わりに活用して作業効率をアップさせよう
本記事では、iPadのサブディスプレイ化について解説しました。
iPadをサブディスプレイ化してモニター代わりにすれば、iPadの大きな画面を活かしてさまざまな作業が効率よく行えます。
ぜひ積極的に使っていきましょう。
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