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顧客に提示する資料や社内プレゼン用の資料などを、PDFでやりとりしている方も多いのではないでしょうか。
PDFは文字化けやレイアウト崩れが起きにくく、関係者との情報共有が行いやすいので、特にビジネスシーンで重宝されています。
しかし、PDFを編集できることは案外知られていません。
PDFの種類にもよりますが、PDF編集ツールを利用することで、比較的簡単にPDFの編集は行えるのです。
本記事では
- PDFを編集できるフリーソフト
- インストール不要の無料PDF編集サービス
- PDF編集でできること
- PDF編集で気をつけること
を紹介しています。
ビジネスシーンではPDFの編集を行う機会が多くなるかと思いますので、今後のためにもぜひご参照ください。
この記事の目次

PDFを編集できる無料おすすめソフト5選
無料でも十分に利用できるおすすめPDF編集ツールを紹介します。
- PDF-XChange Viewer
- CubePDF Utility
- かんたんPDF EDIT
- Foxit PhantomPDF
- Skim
PDF-XChange Viewer


Tracker Softwear社が開発・リリースしている、タブで切り替えて複数のファイルを効率よく閲覧できるWindows用のPDF編集ツールです。海外版のツールですが、日本語にも対応していますので、不自由なく使いこなせるでしょう。
こちらのツールでは、PDFの文書からテキストを抽出してコピーすることや、テキストを挿入することもできます。ハイライトやアンダーラインなどの文字修飾はもちろんのこと、吹出しの挿入やスクリーンショットの撮影も可能。
また、横位置で読みにくいPDFの90度ずつの回転や拡大・縮小もできますし、BMP・JPEG・PNGなどといった形式に変換してエクスポートすることも可能です。これらの機能を使いこなすとより一層作業効率があがることは間違いないでしょう。
注意点として、「吹き出しツール」で編集したPDFは、それを読む相手方が無料のAdobeリーダーで開いた場合、1枚の写真のように表示されてしまいます。相手方は吹き出しの位置を変更したり、吹き出し中の文字を抽出することができないので、その点は注意する必要があります。
CubePDF Utility


Windows版のPDF編集ソフトです。
こちらのツールを利用するメリットは、PDFへのページ挿入、不要なページの削除、任意のページを抽出して保存、ページの順番の入れ替え、ページの回転などといったPDF編集操作を、アイコンで直感的により簡単に操作できる点です。
また、PDFの文書プロパティやパスワードを変更することも可能。PDFを読み込むとPDF内のページがプレビュー表示されますので、編集したいページを見つけやすいのもユーザーにとってはありがたい機能だと言えます。
その一方で、テキストの挿入ができない点は注意が必要ですので、どちらかと言えば、ページ操作に重点を置きたい方向けだと言えます。
かんたんPDF EDIT


出典:かんたんPDF EDIT
「かんたん」と製品名で謳われている通り、非常にシンプルで、誰でも直感的なマウス操作で編集することができます。
こちらのツールはWindowsで利用でき、PDFファイルにテキストや図を追加することに特化したPDF編集ツールだと言えます。
テキスト入力も簡単で便利。画面上部に表示されているツールバーへ入力すると、テキスト入力されたテキストボックスが自動生成されます。それをドラッグアンドドロップで入力したい部分へと移動させるだけでOK。
入力するテキストのフォントやサイズ、色、字詰めの設定なども可能ですし、文書中に画像を貼り付ける機能や、自由線・矢印・長方形や楕円などの図形の挿入もできます。普段の業務でよくPDFを作成・編集する方には、ぜひインストールをおすすめしたいツールです。
Foxit PhantomPDF


編集だけでなく、PDFに関する様々な機能を1つのソフトですべて行いたいという方におすすめなのが、FoxitのPhantomPDF。こちらはWindowsで利用可能です。
テキストの入力や図形の挿入はもちろんのこと、空白のページを作成すると、ソフト内でPDF文書を作成することだってできます。
また、様々なファイルをPDFに変換することも可能です。例えば、スキャナーで読み込んだ文書や画像をPDFに変換できたりします。
ビジネスシーンでよく見かける、「重要」「見本」といった赤字のスタンプやオリジナルのスタンプ、手書きの署名といったことが簡単に挿入できるのも特徴です。
Skim


出典:Skim
こちらはMacOSで利用できるPDF編集ツールとなります。
好きな場所にテキストボックスを配置して、付箋メモのように貼り付けられる他、楕円や長方形で囲んでマーカーをつけること、取消線やアンダーライン、矢印、手描きの絵などを挿入、選択した箇所をハイライトすることも可能です。また、スナップショットの撮影などの機能も搭載されています。
MacOSでは、元々搭載されている「プレビュー」アプリで簡単な編集は可能ですが、注釈の追加やトリミングなどを行いたい場合には、Skimをインストールすることをおすすめします。
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インストール不要の無料PDF編集サービス3選
インストールが不要なオンラインのPDF編集サービスを紹介します。
- Hipdf
- Small PDF
- PDF Bob
ブラウザ上で編集できるオンラインサービスですので、気になるものがある場合は、早速使ってみましょう。
Hipdf


出典:Hipdf
無料で利用できるPDF編集のオンラインサービスのうち、知名度が高いのがHipdfです。回数制限や広告表示もなく、様々な機能を気軽にかつ直感的に作業を行うことができるのが特徴です。
メタデータの編集やヘッダとフッタの追加だけでなく、トリミングなどの細かい編集を行うこともできます。ページ編集や署名もでき、様々な形式に対応しているのもこのサービスの魅力。
画像はTIFFやRTFとの相互変換が可能で、画像のリサイズやトリミングもできるので、非常に使い勝手が良い編集ツールではないでしょうか。
Small PDF


出典:Small PDF
Hipdfと同様に知名度の高いオンラインサービスです。SmallpdfはChromeの拡張機能も備えているのが特徴です。
また、電子署名を行うだけでなく、EサインPDFによって相手にリクエストすることも可能です。この機能はAcrobatのワークフローを意識していると言えます。
ファイルを編集するだけでなく結合、分割、圧縮、変換など様々な機能を気軽に扱えます。トップページに各機能がタイル状のボタンで表示されていますので、操作性は抜群だと言えるでしょう。
PDF Bob


出典:PDF Bob
Webブラウザ上でPDFの編集ができるWebアプリです。海外製のWebアプリのため、表記は英語のみとなっています。ですが、デザインは見やすく設計されているので、操作は比較的簡単に行えるでしょう。
PDFの編集だけでなく、新しいページの追加や不要なページの削除も行えます。また、他のPDFファイルをアップロードして結合することや、必要なページのみを結合することもできます。
PDFの編集では、テキストの追加だけでなく、蛍光ペン、フリーハンドツール、楕円、四角形、直線、矢印、付箋、下線、取り消し線などのツールも利用が可能。

PDFデータの編集でできること


PDFの編集で、どういったことができるのか気になるところだと思います。
まずは、基本的なできることについて確認していきます。主に以下の6点です。
PDFの一部分だけの変更
PDFの本文への文字、画像や図形などの追加、変更、削除ができます。こうしたPDFの一部分だけを変更する編集作業のことをタッチアップとも言います。
PDFに注釈を入れる
注釈を加えることができます。注釈には様々な種類があり、テキストを上に重ねたり、図形や画像を描いたりすることもできます。
フォームに文字を記入
PDF作成者が、フォームをPDFに設定していれば、受領者はそのフォームに文字を記入できます。
PDFの結合・分割
別々に作成したPDFファイルを一緒に結合したり、1つのPDFファイルを分割したり、PDFのページを入れ替えたりするようなページ編集が可能です。
文字・画像を見えなくする墨消し
配布するPDFの一部を塗り潰して、その下の文字や画像を見えなくするといった墨消し作業ができます。墨消し作業時の注意点は、以降の「PDFデータを編集する際の注意点」を確認してください。
ブックマークを設定
PDFには見出しを集めたしおり(ブックマーク)を付けることができます。しおりを設定したり、しおりの項目の追加なども可能です。
PDFデータを編集する際の注意点


PDFの編集を行う際には、注意するべきポイントがあります。
特に上記3点については編集する前に確認しておくことをおすすめします。
- フォント崩れやレイアウト崩れ
- 編集制限の有無
- 墨消し機能
フォント崩れ・レイアウト崩れが起こる可能性がある
PDFはブラウザに関係なく、文字化けやレイアウト崩れが起こりにくいのが長所の1つです。しかし、PDFを編集する際にはそういった事態が起こる可能性があります。
編集するPDFで使われていたフォントが、使っているPCにインストールされていなければ文字化けを起こしてしまいます。この場合は、同じフォントをインストールする必要があります。
また、PDF編集を行う際に新しく図形や画像などを挿入する場合には、レイアウト崩れが発生する恐れがありますので、こちらも十分に注意しましょう。
編集制限の有無を確認する
金額に関わる資料(見積書や発注書など)や機密性が高い資料(新製品の提案書など)では、パスワードの入力設定を設けるなど、編集制限を行っているのがほとんど。
このように編集制限があるものに対して編集を行いたい場合は、一度プリントアウトを行い、再度PDF化して編集するといった裏技も存在します。
ですが、編集制限がある資料を編集する際には、必ず関係者の方と編集する旨、もしくは編集した旨の共有は行っておくことをおすすめします。
墨消し機能は扱いに注意
PDFの編集を行う場合、隠したい部分を黒く塗りつぶす方法に「墨消し」というものがあります。よく個人情報や機密情報を隠したい場合に利用されます。
この墨消しは、便利な反面、注意が必要でもあります。墨消しによって表面上データが消えているかのように見えますが、実はデータ自体は残っています。あくまで隠されているだけです。
つまり、墨消しだけでは隠した情報が抜き取られる恐れが十分にあると言うことです。
情報漏洩を完全に抑えるためには、墨消しではなく、元ファイルから該当箇所のデータ自体を削除するか、もしくは一度印刷を行ってから、該当箇所をマジック等で黒く塗りつぶして再度PDFにし、顧客に送信しましょう。
環境に合わせて無料のPDF編集ツールを活用しよう


便利で気軽に利用できる無料のPDF編集ツールは沢山あることが、おわかりいただけたかと思います。
オンラインタイプの方がインストール不要で、場所や端末に縛られないのでそちらを利用することが多くなるかもしれませんが、情報漏洩のリスクがないとはいえません。その点、インストールするタイプは、そういった心配は少なくなります。
オンラインタイプ・インストールタイプそれぞれに便利な面、不便な面があるので、それぞれの利用する環境に合わせてPDF編集ツールを活用していきましょう。
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