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「JavaScriptをもっと勉強したいので、おすすめの本を知りたい」
「JavaScriptをこれから学習したいけれど、初心者はどの本を選べばいいのかわからない」
現在あなたはこう考えていませんか。
この記事では、これからJavaScriptを学ぶ人に向けて、おすすめの本を9冊紹介します。初心者が入門本を選ぶ際に押さえるべきポイントや、本で勉強するコツも解説します。

この記事を読めば、あなたのレベルや用途に合ったJavaScript本の選び方がわかるでしょう。
2019年8月5日編集:この記事は、現役エンジニアによって監修済みです。
この記事は現役エンジニアによって監修済みです。
この記事の目次

参考となる本を選ぶ4つのポイント
知識を体系的に学べるのが本の魅力です。なのでWebデザインのためにJavaScriptを独学する際も、基礎知識をしっかりカバーしてくれる入門本は役立ちます。
しかしポイントを押さえて選ばないと、レベルが合わず挫折する可能性も。本で独学する場合は、以下の4つのポイントを意識して選びましょう。
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専門用語の解説が丁寧な本
これから初めてWebデザインを学ぶ場合、Webやプログラムなどの専門用語の知識がほぼない状態でしょう。それにもかかわらず専門用語が満載な本を選んでしまうと、用語を調べる必要があります。スムーズに読み進められず、挫折してしまう可能性も出てくるでしょう。
「今はインターネットですぐ調べられる」と思うかもしれませんが、必要な情報にスムーズにアクセスするのは簡単ではありませんし、ネットを開いたついでに他のことに意識が向いてしまうことも。なので初心者が選ぶ入門本は、初学者でも理解できる丁寧な解説がついたものを選びましょう。
またJavaScriptには使い方が解説されている「リファレンス(マニュアル)」があります。JavaScriptリファレンスは書籍版もありますし、Web版もあります。まずは基礎が学べる本を購入して、それでもわからない部分はこのようなリファレンスを活用するのもいいでしょう。
参照:とほほのJavaScriptリファレンス
参照:JavaScript逆引きリファレンス
出版日が新しい本
Web業界はトレンドの入れ替わりが激しく、プログラミング言語やアプリケーションは新しいバージョンがリリースされていきます。日々情報が更新されていく分野なので、本を選ぶ際もそのような最新情報が盛り込まれているかがポイントです。


その基準の一つが出版日。学ぶ本の出版日があまりにも古いと、最新技術や情報がカバーできていない可能性があります。
例えばJavaScriptにはECMAScript(ES)という仕様があり、2015年にはES2015(ES6)がリリースされています。これからJavaScriptを学ぶのであれば、このES6をカバーしているものがおすすめです。またES2016やES2017もリリースされているため、このような情報もキャッチしておくといいでしょう。
またJavaScriptはHTMLやCSSも合わせて学ぶ必要がありますが、こちらはHTML5/CSS3が現在主流のバージョンです。
本の中には新しい情報が盛り込まれた最新版が出ているものもります。選ぶ際は注意しましょう。
図説が多い本
Webやプログラミングの知識がない状態で、コードやテキスト部分が多い本を読むのは正直退屈です。それよりも実際の操作画面が示されていたり、色分けや図説でコードの解説がわかりやすく表現されているものがおすすめ。
今回紹介する本の中でも、Amazonの商品ページで内容が一部公開されているものがあります。その中でいいと思うものはチェックしておいて、実際に書店などで確認するといいでしょう。
タイトルや表紙の雰囲気だけで選んでしまうと、自分のレベルや用途に合わない可能性も出てきます。
コードのサンプルが多い本
本でプログラミングを学ぶ場合、実際に手を動かしながら読み進めるのがおすすめです。その際、初めはサンプルコードをそのまま打ち込んでみて、どのような動きがつけられるのかを学ぶのがいいでしょう。なので参考にする本にも、多くのサンプルコードが載っているものを選んでみてください。


サンプルコードを写して書いていくうちに基本文法が身につき、後々応用することもできます。
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JavaScriptの学習におすすめの本
今回はJavaScriptの学習におすすめの本を、初級・中級・上級の3つのレベルに分けて紹介していきます。それぞれ購入者のレビューも引用しているので参考にしてください。
初級者向け
これからJavaScriptを学ぶ人に向けて書かれたおすすめの3冊を紹介します。
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩
JavaScriptの開発環境の整え方をはじめ、文法やプログラムの組み立て方がわかる本です。JavaScriptと合わせて使用するHTML/CSS(Webページの見た目を構成するマークアップ言語)や、JavaScriptライブラリ(汎用性の高いプログラムを再利用可能な形にまとめたもの)の定番jQueryの基本も学べます。
Amazonのレビューを紹介
丁寧な説明が良い
WEBデザインをしています。思いついては、JavaScriptの学習をしていましたが、結局、Scriptのコピペぐらいしか今までできませんでした。この本を一日読んで、今まで五里霧中だったJavaScriptの構造が理解できた気がします。
プログラムって面白いと思えてきました。(まだまだですが)
この他の口コミでも、「理解しやすい」との声がありました。しかし中には「全くの初心者向けではない」という意見も。
Progateやドットインストールなどのオンライン学習サービスと合わせて読み進めると理解が深まるでしょう。
本書の公式ページでは、「はじめに」と第1章「JavaScript入門準備」が全文公開されています。購入前に参考にするといいでしょう。
参照:ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩|技術評論社
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 (確かな力が身につく「超」入門シリーズ)
サンプルを使いながら基礎を学べる本です。かっちりと書かれた技術本というよりは、手を動かしながら読み進められる内容になっています。全くの初心者でもとっつきやすいでしょう。また作成するサンプルも実用的なものなので、モチベーションを上げられます。
Amazonのレビューを紹介
初心者に分かりやすい。
ドットインストールや、プロゲートをやり、その上でこちらの書籍を購入しました。
非常に分かりやすい。ネット学習にプラスして、こちらで学習するのが良いと思う。
こちらも1冊目同様「全くの初心者は難しい」とのレビューがありました。この他の学習サービスや書籍と合わせて学習を進めると理解が深まるでしょう。
スラスラわかるJavaScript
難しい技術書で挫折してしまった人におすすめしたい本です。図解や短めのサンプルなど、初心者でも無理なく学べるように工夫されています。
途中でチェックテストがあるので、理解度を確認しながら読み進められます。わからないままになりにくく、着実にステップアップできるでしょう。
Amazonのレビューを紹介
わかりやすい!
前半HTMLとCSSの基礎に触れ、続いて本題のJavaScriptと全体的な構成・バランスのよい内容で満足です。
図解も多く、各項目の説明も丁寧でわかりやすいです。途中のチェックテストと解説も参考になり理解が深まります。
タグに読み仮名が付与されているのも親切だと思いました(意外と書いていない書籍が多いです)
JavaScript、一度は躓きましたがこの本なら独学でマスターできそうです。
中級者向け
ここからは
- JavaScriptの基礎固めはできている
- 他のプログラミング言語を使ったことはあるがJavaScriptを学ぶのは初めて
このような人に向けた本を紹介します。
JavaScript本格入門
JavaやC言語などを使ってきた人向けに書かれた本です。「現在JavaScriptを使っているが学び直しが必要になった」という人にもおすすめでしょう。
ES6の内容が盛り込まれているため、新しい情報も含めて再度学習するためにチョイスする人も多いです。このような技術書には珍しく、Kindle版でも読みやすい仕様になっています。
Amazonのレビューを紹介
初心者本とは思えない深堀り
最初に読んだ時はチンプンカンプンでしたが、実際に手を動かして記述していく系の本と平行して読み進めるうちに理解ができるようになってきました。あ、ここ読んでなかったら遅かれ早かれ躓いてたな、と思われる箇所が色々と出てきます。
用語は書籍内だけの説明では理解できないものはネットで調べつつ読み進めています。
読破するには骨が折れますが、価値ある本だと感じています。
パーフェクトJavaScript
JavaScriptの基礎はおおよそ理解し、さらに本質まで理解を深めたい人向けの本です。「現場でJavaScriptには触れているが基礎がしっかり固まっていない」という人にもおすすめできるでしょう。言語の仕様から応用までカバーできます。
一方、経験者向けの本のため初心者には難しい専門用語は頻繁に出てきます。基礎を固めた上で参考にした方がいいでしょう。
Amazonのレビューを紹介
参考書的にもOK
JavaScriptの言語仕様から始まり、HTML5的使い方、さらにはWebソケット、Web Workerまで網羅した解説書。
内容は高度なので初心者向きではないかもしれませんが、中上級者向けの参考書としては最適かと思います。
Webサイト制作者のための JavaScript入門講座
Webサイト制作とデザインを実際に行いながら学べる本です。HTMLやjQueryを用いたWebアプリケーション作成など、実践的な知識を学べるようになっています。サンプルコードを書き、挙動を確認しながら読み進めると理解が深まるでしょう。
Amazonのレビューを紹介
非プログラマーのJS入門に最適な1冊
内容はJSの基礎からjQuery,Prototype.jsまで広く浅く、
基礎についても付属コードを動かすのに必要なレベルで解説というスタイルです。他の入門書と異なるのは、
・○章基本構文-変数のようにプログラミングに必要な基礎知識を1つずつ詰め込んでいかない
→読み物的に頭から読んでいけば、次第にJSの全体が理解できる。
・サンプルコードに対して概要から詳細まで丁寧に内容の解説とそのコードの挙動、意味の説明だと思います。
これ1冊でとりあえず、JSが書ける!というよりも、
ここからさらにステップアップしていく為に最適だと思いました。
JavaScriptパターン
実践で使えるテクニックを学べる本です。中上級者向けに書かれているため、基礎の本と合わせて読むのがおすすめです。「JavaScriptをもっと使いこなしたい」という場合に役立つでしょう。
Amazonのレビューを紹介
いい本ですよ。
JavaScirptを単にC言語の延長みたいな感覚でしか理解できていなかったCプログラマですが、この本のおかげでかなり理解できたと思います。「この場合はこうする」というサンプルが豊富で非常に実践的です。それゆえいわゆる教科書っぽくはないのですが、
そのサンプルがすばらしく、読んで理解して真似するだけでかなり勉強になります。この本のおかげでこれまで意味不明だった JQuery のソースが大分読めるようになりました。
上級者向け
ここからは現役のプログラマ向けに書かれた本を紹介します。
Effective JavaScript
現場で活躍するプログラマが参考にするという「Effective」シリーズ。そのJavaScript版が本書です。サブタイトルに「JavaScriptを使うときに知っておきたい68の冴えたやり方」とある通り、現役開発者向けのTipsを提案してくれます。実際にプログラムを組んでいないと理解できない内容もあるので、あくまでも中・上級者向けの本です。
Amazonのレビューを紹介
目からウロコ
日々当たり前に使っていたコードが改善された。
ベストプラクティスが詰まった本。
ES2015などの登場で、少し不要なTipsもあるが読んで損は無い。
JavaScriptエンジニア 養成読本
JavaScriptを用いた開発の全体像から、開発現場で重要となる知識を学べる本です。JavaScriptによる開発にこれから携わる人向けに書かれていますが、基本的なバックグラウンドはあった方がいいでしょう。
楽天のレビューを紹介
良書。意外と内容が初心者向けなので気負わず読めました!
今読むと若干古い情報もあるかなーという感じではあるのですが、JS界隈の流れをつかむ上で読んで損になることは無い気がします。引用:楽天

本で勉強するときのポイント3つ
本でWebデザインやプログラミングを勉強する場合、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
複数の本で勉強する
本を読むと体系的な知識が学べます。しかしその中でも違った視点で書かれているものがあるのも事実。
例えば今回紹介したようなレベル別に書かれている点もそうですし、Webサイト制作のために書かれたものがあれば、ゲーム制作向けに書かれたものもあります。また基礎だけでなく実用的なテクニック例が豊富に載っているものも。


初心者の場合は基本的な知識をまんべんなくカバーしているものがおすすめです。もしオンライン学習サービスなどで基礎固めができている場合は、実践的なサンプルが載っているものがいいでしょう。
本で学ぶ場合は、まずは入門レベルの基礎本から学び、次はレベルや用途に合った本を複数組み合わせて学んでいくのがおすすめです。
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繰り返し勉強する
プログラミングは暗記しようとすると挫折してしまいます。なぜこのような仕組みになっているのか理解しながら学習を進めていく方がいいでしょう。
そこでおすすめなのがサンプルコードを写経する方法です。なので書籍で学ぶ際もサンプルコードが豊富に載っているものがいいでしょう。
サンプルコードを書き写していくうちに基本文法が身につき、実行してうまく動かなかった時にデバックする力も養えます。写経して実行して失敗して直して、再び実行する……これを繰り返し行うことで、徐々にスキルアップしていけるでしょう。
実際にコードを書く
先ほどのポイントにつながることですが、本をただ読むだけでは力はつきません。なので本の中でもサンプルサイトを作りながら学べるものをチョイスし、実際にコードを書きながら学んでいきましょう。


またこのようなサンプルがただのテスト用ではなく、実用的なものだと尚いいです。現場で活用しやすいため学ぶモチベーションが上げられます。
サンプルファイルをダウンロードできる本ですと、すぐに実践できる環境が作りやすいためおすすめです。
さいごに
Webデザインで用いるJavaScriptは、本でも学べます。独学用の本は、今回紹介したようなポイントを押さえ、あなたのレベルや用途に合ったものチョイスしましょう。効率的にスキルをつけたい場合は、講師から指導を受けられるスクールがおすすめです。
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