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MacBookを買い、これからプログラミングを始めようという方が、最初につまづくのはターミナルの操作ではないでしょうか。
Google ChromeやSafariなどのブラウザとは異なり、文字コマンドだけで操作を行うターミナル。使い方やコマンドを覚えるまでは、非常に取っつきづらい存在です。
今回はMac OSに搭載されているターミナルとは、そもそも何なのか。また基礎のコマンドにはどんなものがあるのか、を解説します。
この記事は現役エンジニアによって監修済みです。
この記事の目次

ターミナルとは
ターミナルとは、キーボードからコマンドと呼ばれる命令文を打ち込んでPCに命令をするアプリケーションです。
「プログラムの実行」や「サーバーの起動」、システム環境設定ではできないより高度な設定などをする際に必要です。Mac OSにとっての、文字コマンドで操作する「リモコン」のようなものだと考えると分かりやすいです。
ターミナル上ではマウスやトラックパッドを用いて操作するのではなく、キーボードで「コマンド」と呼ばれる命令を入力することによって、必要な操作をします。
ターミナルは、Windowsでコマンドプロンプトと呼ばれているアプリケーションとほぼ同じものです。もし現在、WindowsのPCを使用しているならばコマンドプロンプトの操作に慣れておくと、Macに乗り換えてからもすぐにターミナルを使いこなせるでしょう。
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ターミナルの使い方
さっそくターミナルの使い方を解説します。
起動
まずはターミナルを開いてみましょう。
ターミナルはMacに初めからインストールされているアプリケーションです。Spotlight(スポットライト)検索から簡単に起動することができます。
Spotlight検索とはMacの中に保存されているデータを、「特定のキーワード」で一括検索する事ができる機能です。
例えばChromeを起動するとします。その場合、Spotlight検索で「ch」とだけ入力すれば、Chromeが候補として表示されます。エンターを押せばChromeが起動できます。
controlキー + spaceキーを押すと、スポットライト検索のバーを出すことができます。その後「ターミナル」と入力し、検索結果として出たターミナルのアプリケーションをダブルクリックして起動しましょう。これが最も早くターミナルを起動する方法です。
起動済みのアプリへの切り替えにも使えます。上手く活用すれば、Dockを一切使わずともアプリの起動・切り替えができます。積極的に活用していきましょう。
ターミナルの見方
ターミナルは開けたでしょうか。
まずは表示されている画面を見てみましょう。
表示されているコンピュータ名は、自分のコンピュータの名前ですね。
自分のコンピュータ名が「mymacbook-pro」だとすると、ターミナルには「mymacbook-pro」と表示されます。
ユーザー名は自分の名前です。
ターミナル上で、自分の名前に続いて表示される「$」はプロンプトといいます。プロンプトは、コンピュータが命令を受け付けられる状態であることを示すものです。命令待ちの状態です。
「〜」となっているカレントディレクトリについては次の項目で説明します。
ディレクトリとは?
ディレクトリとは、コンピュータ上で複数のファイルを整理するためのファイルの入れ物のことです。簡単に言ってしまえば、フォルダのことを指します。
PCの実体はディレクトリによる階層構造になっており、ディレクトリの中にさらに多くのディレクトリやファイルが保存されています。
本記事では、ディレクトリの階層を以下のような図で表していきます。
ディレクトリの呼び方
いくつかの特別なディレクトリを指し表す言葉があります。特別な呼び方をするディレクトリとして、「ルートディレクトリ」「カレントディレクトリ」「ホームディレクトリ」があります。
それぞれ簡単に説明すると以下の通り。
- ルートディレクトリ
→階層の最も上にあるディレクトリのこと - カレントディレクトリ
→現在作業を行っているディレクトリのこと - ホームディレクトリ
→ログイン直後にいるディレクトリのこと

ショートカットキー
基本的なショートカットキーを紹介します。
行頭、行末への移動
ターミナル上でのカーソル移動
- 「control + A」でコマンドラインの先頭へ移動
- 「control + E」でコマンドラインの最後尾へ移動
長いコマンドを入力した後に最初の方を直したい時などに使うと便利です。
ログ(コマンド履歴)
次に、ログを確認する方法を紹介します。
上キーを使う
ターミナルで矢印キーの上キーを入力すると、その前に実行したコマンドが表示されます。複数回押すことでそれまでに入力したコマンドを遡ることができます。
以前に実行したコマンドを確認したい時や、再度実行したい時に便利です。
historyコマンドを使う
historyコマンドを実行するとコマンドの実行履歴を閲覧できます。
さらに、先頭に「!」を付けてhistoryの実行結果に表示されている番号を入力し実行すると、そのコマンドを実行することができます。
入力補完
コマンドやファイル、ディレクトリの入力途中でtabキーを入力すると、最後まで補完してくれます。
また候補が複数ある場合にはtabキーを2回入力すると、候補の一覧が表示されます。
主要なLinuxコマンド
主要なコマンドを紹介します。
Linuxコマンドとは
Linuxコマンドとは、ターミナルやコマンドプロンプトで操作を行う際に必要となるコマンドです。
コンピュータの操作には「GUI(Graphical User Interface)」と「CUI(Character-based User Interface)」の2種類があります。
GUIは現在、最も一般的な操作体系です。GUIでの操作はマウスやタッチパネルによって行います。パソコンでのブラウザ操作やスマートフォンの操作は、主にGUIです。
CUIはキーボード入力と文字表示のみで、コンピュータの操作を行うことです。OSの1つであるLinuxでは、CUIとGUIが共存しています。特にLinuxのCUI操作の自由度の高さ、作業効率の良さは優れたものです。作業内容によっては、GUI操作よりもCUI操作の方が効率的ということも少なくないです。
そしてLinuxにおいて、CUI操作をする際に使われるのがLinuxコマンドです。
Linuxコマンドは、Mac OSにも数多く取り入れられています。Mac OSのターミナルでは、非常に多くのUnixコマンドを使うことができます。
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基本的なコマンド一覧
ターミナル上で使える基本的なコマンドを紹介します
cd
ディレクトリ間を移動する場合に使用します。
ls
現在のディレクトリ内に存在する、ディレクトリやファイルを表示するコマンドです。
mkdir
ディレクトリを作成するためのコマンドです。
pwd
現在開いているディレクトリまでのパスを表示するためのコマンドです。
rm
ファイルを削除するためのコマンドです。
cp
ファイルをコピーするためのコマンドです。
man
コマンドのマニュアルを開くためのコマンドです。
find
ファイルやディレクトリの検索をするためのコマンドです。
clear
表示された文字をすべて消去するためのコマンドです。
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Linuxのおすすめ書籍
「新しいLinuxの教科書」は、シェルスクリプトのプログラミングやテキスト処理などが網羅的に解説されています。Linux環境でコマンドを入力しつつ、書籍を読み進めることで自然とLinuxコマンドが身につきます。
また先述の通り、多くのLinuxコマンドはMac OSでも使えます。Mac OSのターミナルで使うコマンドを覚えるための本としても、有用な面が数多く存在します。
またOSとはそもそも何か、という解説も充実しています。コンピュータの仕組みに関心がある方は、必読です。
まとめ
プログラミング学習には欠かせない、ターミナル操作。ターミナル操作が、一般的なブラウザ操作よりも取っつきづらい理由は「GUI」と「CUI」というそもそもの操作体系の違いにあります。
ターミナルを使いこなすには、Linuxコマンドを覚えることが必要です。LinuxコマンドはLinuxだけでなく、Mac OSでも数多く採用されています。
コマンドを覚えることで、開発は一気に快適になります。
ターミナルをまだ十分に使いこなせていない方は、まずはいくつかターミナルでコマンドを実行してみてください!