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あなたは「アプリを作ってみたいけど、実際には作り方がよく分からない」と悩んでいませんか?
アプリを作成する方法は、WindowsやMacなどのOS、Android・iPhoneごとに、使用する開発環境やプログラミング言語によって異なります。
まずは、どのプラットフォームでどのようなアプリを作りたいかを決めておくことが大切です。
この記事を読むことで、プラットフォームごとにアプリを作るために必要な開発環境や、プログラミング言語を知ることができます。
2019年06月05日編集:この記事は、現役エンジニアによって監修済みです。
この記事は現役エンジニアによって監修済みです。
この記事の目次
アプリを作成するために
アプリの種類
アプリは大きく分けて、各種プラットフォームの端末にダウンロードして動作するアプリと、Webブラウザ上で動作するアプリに分けられます。
各種プラットフォームで動くアプリでも、プラットフォーム別に開発するためのツールやプログラミング言語が異なります。
そのため、初心者の方は、まずどのプラットフォームまたはブラウザで「どんなアプリを作りたいか?」決めておく必要があります。
どのプラットフォームにするか迷う方は、ご自身が所持しているものを選ぶといいでしょう。作成したアプリの確認も楽になります。
作りたいアプリが決まったら、実際に作成するために開発ツールの使い方や、プログラミング言語を習得する必要があります。
次項で、プログラミングを学ぶための方法を、簡単に説明します。
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アプリをつくりたい人がプログラミングを学ぶ手段
プログラミングを学ぶと言っても様々な手段があります。自分に合った方法を取り入れてください。
独学で勉強する
アプリ開発するためにプログラミングを独学で勉強しようとする方も多いと思います。ネット上にはさまざまなプログラミング言語に対応した、学習サイトがありますので、興味のある方は参考にしてみると良いでしょう。
ネット上の学習サービスで勉強すれば、費用もかかりませんし、好きな時間に勉強することが可能です。
しかし、スクールや職場と違って、分からないことがあっても教えられる人がいないため、非常に時間はかかります。時間に余裕がある学生の方や、モチベーション維持が1人でも得意な方におすすめです。
スクールで学ぶ
プログラミング言語は、スクールで学ぶのが時間的には一番の近道です。
作りたいアプリを作成するために、どのようなプログラミング言語が必要か分かったら、実際に対象の言語を教えているスクールを探してみましょう。
プログラミングを教えるスクールは、さまざまな種類があります。スクールによっては、アプリ開発を専門に扱っているコースもありますので、探してみるのも良いでしょう。
おすすめのスクールについては下記の記事に掲載していますので参考にしてみてください。
関連記事:【社会人向け】おすすめITスクール11選 オンラインでエンジニアを目指せるプログラミングスクール
業務で経験する
アプリ開発に興味があるのなら、アプリ開発を専門にしている会社に就職しても良いかもしれません。
業務でアプリ開発の技法をある程度経験した後に、自分で作りたいアプリを開発するのも1つの手段です。
プラットフォーム別アプリケーションの作成ツール
出典:写真AC
ここではプラットフォーム別に、アプリの作成方法を紹介します。
プラットフォームによっては、アプリを作成する方法も全く異なりますので、先述したように、まずはどのプラットフォームで、どのようなアプリケーション作成するか?決めておくことが大切です。
Windowsのアプリケーションを作成するツール
Windowsのアプリを開発するためには、Microsoft社が開発した「Visual Studio」を使用するのが一般的です。
「Visual Studio」は、プログラミングで開発を行うための統合開発環境で、Windowsユーザーの間で人気のある開発ツールです。
アプリを作成するために必要なツールが全て入っているので、効率良く開発することが可能で、生産性の向上にも期待できます。
テストも行いやすく、簡単に動かしながらデバッグもできます。そのためVisual Studioは、初心者に最も優しい開発環境とも言えるでしょう。
また、業務用・Web・ゲームアプリなど、さまざまなアプリを開発することも可能です。最近ではMac OS やLinux上でも稼働する「Visual Studio Code」も登場し、話題になりました。
出典:Microsoft
Visual Studioの正規品は高価なため、無償版である「Visual Studio Communityエディション」をインストールして、使用することをオススメします。
無償版でも一通りの機能は備えていますので、入門用のプログラミングツールとして最適です。
Visual Studio Communityエディションは、以下のページからダウンロードできます。
URL:Microsoft
・Visual Studioで使用する主なプログラミング言語
・オススメの書籍
作って覚えるVisual Basic 2015 デスクトップアプリ入門
初めてプログラミングに触れるなら「Visual Basic」が直感的で分かりやすくオススメです。本書では、ゲームアプリや家計簿アプリなど、8種類のアプリを解説に従い作成していきます。
初心者でも楽しみながらアプリを簡単に作れて、スキルが身につけられるようになっています。
Androidのアプリケーションを作成するツール
Androidのアプリを開発するためには「Android Studio」というツールを使用するのが一般的です。「Android Studio」は、Googleが推奨している統合開発環境です。
以前は「Eclips」「ADT」と呼ばれる開発環境で、アプリが開発されていましたが、Googleが2014年12月8日にAndroid Studioを正式にリリースして、Eclips・ADTと同じ開発環境で、アプリ開発が実現できるようになりました。
Androidのアプリを開発するためには、プログラミング言語「Java」を使用します
。Javaを統合開発環境であるAndroid Studio上で、コーディング・コンパイルを行いAndroid用のアプリケーションを作成していきます。
ソースコードの管理もGitHubやSubversionなどの管理サービスと統合されているため、チーム間でも開発も行いやすいメリットがあります。
Android Studioは以下のページからダウンロードできます。(Windows/Mac共通)
URL:Android Studio
・オススメの書籍
スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)
Javaの基本から、初心者には難しいとされる、オブジェクト思考の概念を分かりやすく説明しています。豊富なイラストで楽しみながらJavaの基本がマスターできます。
ブラウザ上で実行できる仮想開発環境「dokojava」が、読者特典として用意してありますので、面倒な学習環境を構築する必要がありません。
超初心者でも大丈夫! はじめてのAndroidプログラミング Android Studio 2対応
Androidのスマートフォンアプリ開発の入門書です。Android Studioを使用して、分かりやすく労力をかけないで、アプリの開発を進めることができます。
Android Studioは、Javaを使用しますので、開発のためにはJavaの基本を理解している必要があります。
Mac OS・iosのアプリケーションを作成するツール
Mac OS・iosなどでアプリを作成するためには「Xcode」を使用するのが一般的です。Xcodeは、Apple純正の統合開発間で、Mac App Storeから無料でダウンロードして、使用することが可能です。
ソースファイルの管理からコンパイル・ビルド・デバッグまで、アプリ開発の為の機能を一通り兼ね備えています。
アプリケーションを作成するためには、「Interface Builder(インターフェイスビルダー)」と呼ばれるGUI作成ツールを使用し、テキストやボタンなどの部品を配置して、アプリを作成していきます。
Bisual Studio同様に、部品の配置に伴い必要なコードも、自動で追加してくれるので非常に便利です。
Xcodeは、以下よりダウンロードすることができます。(Windows不可)
URL:Mac App Store
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・Xcodeで使用する主なプログラミング言語
なお、Macのアプリは先述した「Bisual Basic」「Android Studio」などの統合開発環境でも、開発することが可能ですが、まずはMac純正のXcodeを使用してみることをオススメします。
Xcodeは「Swift」「Objectiv-C」以外にも「C」「Java」と言った人気のあるプログラミング言語も、使用することが可能です。
・オススメの書籍
詳細! Swift 3 iPhoneアプリ開発 入門ノート Swift3 + Xcode 8対応
SwiftとXcodeを使用したiPhoneアプリ開発の入門書です。本書は3つのパートに分かれていて、アプリ開発の準備からSwiftのシンタックスを解説し、実際にアプリを作りながら学ぶことができます。
ボリュームのある本ですが、アプリ開発の全体像を理解することができますので、初心者にぜひオススメの書籍です。
ズバわかり! プログラミング Objective-C iPhoneアプリ開発 スタートブック
Objective-CとXcodeを使用したiPhoneアプリ開発の入門書です。初めてプログラミング言語を挑戦する方でも、分かりやすく読み進められるようになっています。
開発環境の使い方から、プログラミングの基礎知識まで学べられるように、詳しく説明されています。
Webブラウザのアプリケーションを作成するツール
URL:IntelliJ IDEA
Webブラウザ上で動くアプリケーションを開発するツールは「Intellij IDEA」といったツールなどを使うと、スムーズに開発ができます。
「Intellij IDEA」 はIntellijは、Jet Brains社製の統合開発環境で、もともとJava・JavaScriptなどの言語に対応。
また、Windows、Mac OS X、LinuxなどのOSに対応しており、オープンソースで無償となっていますが、一部の機能のみ利用できる「Community Edition」と、有償の「Ultimate Edition」があります。
基本はウェブページを開発するために作られた言語であるHTMLと、HTMLのコードの中に埋め込んで、Webブラウザを制御するJavaScriptなどの言語を使用。
JavaScriptは、Webページにおける全てのオブジェクトを制御できる言語です。Webアプリケーションに限らず、Webシステムの開発では必ずと言っていいほど使用されています。
また、先述したBisual StudioやXcodeなどの統合開発環境を使用して、Webブラウザのアプリを開発することも可能です。
・オススメの書籍
作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書
始めてHTMLに触れる方でも、実際にサンプルサイトを作りながら、必要なノウハウを、1つずつ学んでいくことができます。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 (確かな力が身につく「超」入門シリーズ)
JavaScriptをこれから始める方でも実際に手を動かして、サンプルを1つずつ作っていくので知識だけではなく、現場で活用できる応用力が身につきます。
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まとめ
アプリを開発する手段は、実にさまざまであることが分かりました。
これからアプリを作ってみたいと漠然と考えている方は、まずどのプラットフォームでどのようなアプリを開発したいか?明確にしてから学習を進めると良いでしょう。
最初はとっつきにくいかもしれませんが、実際にプログラムを組んで、思い通りにアプリを動かせるようになったら、きっと楽しく感じられるようになるはずです。
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