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ネットワークエンジニアの仕事内容・年収・必要なスキル・将来性を解説

更新: 2021.09.28

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プログラマーやエンジニアへ転職しようと仕事を探している際「ネットワークエンジニア」という職業を聞いたことはありませんか。

エンジニアでない人にとってネットワークエンジニアは聞き慣れない職業で、何をする仕事なのかわからないという人も多いでしょう。

本記事ではエンジニア未経験の方にむけて、ネットワークエンジニアの仕事内容ややりがい、必要なスキル、年収について解説します。

また、ネットワークエンジニアの将来性やキャリアパスについても紹介しますので、これからネットワークエンジニアを目指したいという方はぜひ参考にしてみてください。

※本記事は、現役エンジニアが監修した記事です(2021年9月)

この記事は現役エンジニアによって監修済みです。

ネットワークエンジニアとは?

ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計、構築、運用、保守を行うエンジニアのことです。

このネットワークエンジニアが運用しているネットワークがあるおかげで、私達は普段メールやLINE、ゲームができています。

ネットワークエンジニアはプログラマーやシステムエンジニアのようにプログラミングをすることはあまりありません。その代わり、ネットワークエンジニアはルーター機器やLANケーブルのような、ネットに繋ぐための機械類に精通しています。

どちらかといえば、機械修理や組み立てを行うエンジニアに近いように見えるかも知れません。

他のエンジニアとの違いは?

エンジニアの職種にはネットワークエンジニア以外にも、システムエンジニア、サーバーエンジニア、データベースエンジニアなどがあります。それぞれ主に以下のような業務をします。

システムエンジニア
システムの設計・開発・テストまでの計画を立案し、お客様とのやり取りをする

サーバーエンジニア
サーバーの設計・構築・運用・保守・セキュリティ対策を行う

データベースエンジニア
データベースの設計・構築・運用・保守を行う

このように、それぞれ役割は大きく異なります。また上記に挙げたネットワークエンジニア以外のエンジニアもプログラミングをする機会が多くないのが特徴です。

システムエンジニアの仕事内容をより詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

システムエンジニア(SE)とは?仕事内容からキャリアプランまでどこよりも詳しく解説

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ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアの役割についてはご理解いただけたと思います。

こちらではネットワークエンジニアの実際の仕事内容について詳しく見ていきましょう。

ネットワーク設計

ネットワーク設計では、お客様にどのようなネットワークを作るのかヒアリングし、設計書を作ります。

この段階で、求めるネットワークはどの程度の規模のものか、予算はいくらなのか、セキュリティ対策はどの程度必要かなどを洗い出し、ネットワークの構成や使用する機材(ルーターやLANケーブルなど)の選定や設置期間を決めます。契約するネット回線についてもこの段階で決定します。

ネットワーク構築

設計書を元にルーターや配線を設置してネットワークを構築します。トラブル無く設置するには機材の専門知識が必要です。設計の段階で構築期間が決まっていますが、なかには数ヶ月かかるような大規模な構築の場合もあります。

ネットワークの構築が終わったら正しく機能するかテストし、運用を開始します。

ネットワーク運用

運用している段階で何かトラブルがあったり、「もっと回線の速度を速くしたい」などの要望があったら、機材の設定の変更や構築の見直し、回線業者の変更をします。

ネットワーク保守

障害が起きてしまった場合、トラブルの原因をいち早く突き止め、対応します。ネットワークは24時間365日稼働している事がほとんどのため、夜勤が発生することもあります。

ネットワークに何か障害がなければ、ヘルプデスクなど他の業務を兼任することもあります。

ネットワークエンジニアのやりがい

ネットワークエンジニアのやりがいは何でしょうか。

以下で解説します。

ネットワークがある「当たり前」を作ることができる

ネット社会の現代では、ネットワークの存在は当たり前でもはやネットワークなしで仕事をするなど考えられません。ネットワークエンジニア以外のエンジニアも業務の多くはネットワークによって支えられています。

多くの人の必要不可欠なネットワークの基盤を支える業務は、ネットワークエンジニアならではの魅力です。

チームで仕事ができる

エンジニアやプログラマーといえば、1人で黙々と作業しているイメージを持つ人も多いでしょう。

しかし、ネットワークエンジニアは複数人でチームを組んで仕事をすることが多いです。また他部署と連携することも頻繁にあり、ネットワークについての専門知識があるエンジニアは頼られるので、やりがいを感じやすいといえます。

スキルアップを実感しやすい

他のエンジニアは資格よりも実績が求められます。一方ネットワークエンジニアは資格が実務に直結するので、資格を取ればスキルアップを実感しやすいです。

ネットワークエンジニアに必要なスキル

ネットワークエンジニアに必要なスキルについて紹介します。

主に以下の4つです。

論理的思考力

ネットワークの設計・構築・運用・保守、すべての業務に論理的思考力が必要です。

設計・構築の際は、必要な機材や要件を論理的に考え、トラブルやミスがないように作業しなければいけません。

また運用・保守の際も、「なぜトラブルが起きたのか」「再発防止するにはどうすればいいか」を考えなければならないため、論理的な思考力なしでは、ネットワークエンジニアは務まらないでしょう。

コミュニケーション能力

設計の段階ではお客様とのヒアリングが重要になります。またネットワークエンジニアはチームで仕事をします。そのため、ネットワークエンジニアにはコミュニケーション能力も必須といえるでしょう。

ネットワーク機器の専門知識

ネットワークを構築するためには、ネットワーク機器について知っていなくてはいけません。そのため、ネットワークエンジニアとして働くためにはルーターやLANケーブルのようなネットワーク機器、ドメインやDNSサーバーの専門知識が必要となります。またサーバーやデータベースの知識が必要となる場面があることもあります。

要件定義スキル

要件定義スキルとは、プロジェクトに必要な要件を決定し、全員の共通認識とするスキルのことです。設計するネットワークがなぜ必要なのか理解し、そのためにどれくらいの機能、速度、容量のネットワークがあるといいのか考え、要件を決定します。

要件定義のためには、スムーズにお客様の要望を聞き出せるよう、前述のようなコミュニケーション能力、ネットワークの専門知識も重要になります。

ネットワークエンジニアに向いている人

笑顔ネットワークエンジニアに向いている人はどんな人なのでしょうか。

参考にしてください。

新しい知識を吸収することが好きな人

ネットワーク技術は日々進化しているので、ネットワークエンジニアはどんどん新しい知識・技術を使って仕事をしていくことになります。もしかしたら、今までの知識が通用しなくなるなんてこともありえます。そのため、勉強を続け、新しい知識を吸収することが好きな人はネットワークエンジニアに向いているといえるでしょう。

同じ作業の繰り返しが苦にならない人

ネットワークエンジニアの仕事は同じ作業を繰り返す場面があります。そういった地道な作業ができる忍耐力もネットワークエンジニアには必要です。

慎重な人

ネットワークの不備はお客様の迷惑になるだけでなく、チームのメンバーやネットワークを利用しているすべての人に多大な迷惑をかけてしまいます。そのため、運用前には何度もテストを繰り返します。どんな小さな違和感も見落とさない慎重な人はネットワークエンジニアに向いています。

反対に、テストの際に「これくらいでいいや」というように軽く考えてしまう人にはネットワークエンジニアは務まりません。

広い視野が持てる人

ネットワークエンジニアは設計・構築・運用・保守と多岐にわたる業務をミスなく遂行する必要があります。多くの業務を担当するネットワークエンジニアは「これだけに集中していればいい」というわけにはいきません。

そのため広い視野を持てる人は、業務の全体像を理解できるため、ネットワークエンジニアに向いているといえます。

ネットワークエンジニアの年収

転職サイトdodaの調査によると、ネットワークエンジニア全体の平均年収は457万円です。

CLABELによる国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果」を算出した結果、日本の全職種の平均年収が441万円であるため、ネットワークエンジニアの平均年収は全職種の平均年収よりやや高めと言えます。

ちなみに男女別の平均年収は、男性の場合474万円で、女性の場合351万円となります。

年代によって年収に差があるので、下記では年代別に紹介します。

参考:doda国税庁CLABEL

年代別ネットワークエンジニアの平均年収

こちらではネットワークエンジニアの年収を年代別に解説します。

20代の平均年収

20代の平均年収はネットワークエンジニアでは373万円です。

国税庁によると20代全体の平均年収は20代前半で248万円、20代後半で344万円となるため、ネットワークエンジニアの年収は20代の中では高いほうだと言えるでしょう。

30代の平均年収

30代のネットワークエンジニアの平均年収は518万円です。20代の頃と比べスキルが向上したり、責任のある仕事を任せられることが多くなることで、年収がグッと上がると考えられます。

40代の平均年収

40代のネットワークエンジニアの平均年収は602万円です。30〜40代にかけて管理職になる可能性も上がるので、年齢に従い年収もアップする傾向にあります。

50代以降

50代以降のネットワークエンジニアの平均年収は674万円です。50代の全職種の平均年収は510万円~570万円と言われているため、100万円も高いということになります。

年収を上げる方法

ネットワークエンジニアが年収をあげるなら、どんな方法があるのでしょうか。

以下で3つ紹介しています。

転職する

今よりも年収をあげるために、まず考えられるのは転職です。スキルを身につけて大手企業や条件のいい会社転職したり、フリーランスへの転身や独立する方法も考えられます。

資格を取る

資格を取得することで手当がついたり、転職で有利になる場合があります。ネットワークエンジニアは実務に直結する資格が多いので、資格を取ればキャリアアップできる可能性が高くなります。

海外で働く

海外では日本と比べエンジニアの待遇がよいため、年収が高くなる傾向にあります。特に中国やアメリカではネットワークエンジニアの年収が1000万円を超えることも珍しくありません。

ネットワークエンジニアに活かせる資格

ネットワークエンジニアになるとき、必ず取得しなくてはいけない資格はありません。

しかし、ネットワークエンジニアはプログラマーと違い、ポートフォリオ(成果物)の提出が難しいため、資格の取得には十分に意味があります。

以下の資格を取得することで、ネットワークエンジニアとしての知識を証明することができます。また、資格取得のために勉強した知識は実務でも役に立つでしょう。

ITパスポート試験

IT業界が未経験の方であれば、まずはITパスポートの資格取得を目指しましょう。

ITパスポートは国家資格である情報処理技術者試験の1つで、基礎的なITの知識を持っていると証明できる資格です。エンジニアなら知っていて当然という知識のため、この資格が転職やキャリアアップに役立つことはあまりありませんが、いきなり難易度の高い試験を受けるのは不安という人は、まずはこの資格を受験しましょう。

基本情報技術者試験

こちらも情報処理技術者試験の1つで、ITパスポートより1つ難易度が上の試験です。ネットワークエンジニアだけでなく、すべてのエンジニアの入り口のような位置づけの試験となります。

こちらの資格も、持っていれば転職やキャリアアップができるという資格ではありません。しかしどのエンジニアも知っていたほうがいい知識になりますので、取得して損はありません。

シスコ技術者認定

上記2つとは違い、ネットワークエンジニアの業務に直接関係のある資格となります。世界最大のコンピューターネットワーク機器開発会社である、シスコシステムズが主催する資格試験です。

シスコ技術者認定にもいくつか種類がありますが、まずはネットワークエンジニアとしての基礎となる「CCNA」の取得を目指すのがよいでしょう。

ネットワークエンジニアの需要がある理由

前項で説明したように、ネットワークエンジニアの平均年収は全職種の平均年収よりも高いです。

ここではネットワークエンジニアの需要がある理由について紹介します。

育成するのが難しいから

ネットワークエンジニアは専門知識を必要とする仕事のため、育成が難しいです。またネットワークエンジニアは人手不足のため、現場で教えている余裕がないのも理由の一つとなります。このような背景からスキルを持ったネットワークエンジニアの数は多くないため、その分需要が高くなります。

人材不足だから

現代社会ではIT人材は重要な存在です。しかしIT業界は全体的に人手不足で、ネットワークエンジニアも例外ではありません。そのためもともと希少なネットワークエンジニアはさらに需要が高くなります。

クラウド化が進んでいるから

どの業界でもデータやシステムのクラウド化が進んでいます。クラウド化をするにもネットワークの専門知識と技術が必要なので、ネットワークエンジニアが不可欠なのです。

ネットワークエンジニアの将来性

ネット社会の現代において、ネットワークエンジニアの需要は今後も高まっていくと考えられます。そのため将来性のある職種といえます。

しかし、IT業界は変化のスピードがはやいため、知識をアップデートしないと変化に対応できません。主体的に学ぶ姿勢がより重要になってくるでしょう。

またキャリアアップするには、「クラウド分野」に精通しているなど、独自の強みを持っていることが自分の市場価値を上げるために大切になります。

ネットワークエンジニアのキャリアパス

ネットワークエンジニアのキャリアの積み方としては、最初に「運用・保守」といった下流工程から経験をするのが一般的です。

場合によっては、ネットワークについての質問やクレームの対応をするヘルプデスクを兼任することもあります。そこで経験を積み、ネットワークの要件定義・設計・構築といった上流工程へとキャリアアップしていきます。

キャリアパスとしては、スキルをどんどん身につけて「ネットワークエンジニアのスペシャリスト」になる道があります。ネットワークエンジニアとして上流工程に携わりたいと考えるなら、シスコ技術者認定の上級資格を取得していると有利になる傾向があります。

もう1つはプロジェクトの全体を統括する「プロジェクトマネージャー」としての道があります。

未経験からネットワークエンジニアを目指す道もある

ネットワークエンジニアの仕事内容や必要なスキル、向いている人について解説しました。本記事をきっかけに興味を持った人は、ぜひネットワークエンジニアを目指して勉強してみてはいかがでしょうか。

ネット社会の現代ではネットワークエンジニア需要はこれからも高まっていくと考えられます。

ネットワークエンジニアは運用・保守であれば初心者でも受け入れてくれる企業もあるため、興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。そこで経験を積んで、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしていく道もありますよ。

プログラミングスクールに通うなどして知識を身につけ、未経験からエンジニアを目指す方法もあります。ネットワークエンジニアになりたいと思ったら、検討してみてください。

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この記事を書いた人

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3年間福祉業に従事後、IT業界へ。今はWEBライターをしています。 なんにでも興味を持つ性格で、趣味はゲーム、ドライブ、心理学、WEBデザインの勉強、その他多数です。

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