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プログラミング学習を始めるにあたり、PCの新調を検討する人もいるでしょう。しかし、「プログラミングに向いているのはWindowsとMacのどっち?」と迷う人が多いのではないでしょうか。
結論から言うと、プログラミングをするならMacがオススメです。その理由としては、Macの作業効率の良さや、MacでもWindowsが使用できることなどが挙げられます。
しかし、MacのノートPCモデルであるMacBookシリーズは、一番安い価格のものでも10万円ほどの費用がかかります。
Windowsに比べて価格が高いため、「なかなかMacに手を出せない」という人も多いでしょう。
そこで今回は、WindowsとMacの特徴を比較していき、それぞれのメリット、デメリットについて解説していきます。
これを読めば、価格面だけではなく、「なぜプログラミング学習にMacがいいのか」という点も、しっかり理解できるでしょう。
最後には、Macをお得に購入する方法についても紹介していきます。プログラミング学習のためにMac購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
※記事内の価格は執筆時の内容です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください
この記事は現役エンジニアによって監修済みです。
この記事の目次
MacとWindowsの違いについて
パソコンを選ぶ時に、よく耳にするMacとWindows。まずはこの2つの違いについて解説します。
Macとは
Macとは、Apple社が開発したパソコンの総称です。Macでは、OS(オペレーションシステム)からパソコン本体まで、Apple社が製造しています。
Apple社製品の特徴として、リンゴのマークがあります。Macは関連製品も含め統一性のあるデザインで、スタイリッシュです。このデザイン性から、PCやテレビ、スマートフォンなどを全てMac製品で揃える人も多いです。
Windowsとは
Windowsとは、Microsoft社が開発した OSやサービスのことを指します。Windowsでは、パソコン本体は他の複数のメーカーが製造しています。
世界の市場でのシェア率はWindowsが83.48%、macOSが11.34%とされています。一方、日本の市場でのシェア率を見てみると、Windowsが79.56%、 macOSが16.09%となっています。
Windowsのシェア率の圧倒的高さが分かるでしょう。
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プログラミングを学び始めるならMacがおすすめな理由
Macでプログラミングを行うことには「Apple製品向けのアプリ開発ができる」「Swiftが使いやすい」「仮想環境でWindowsも使える」「直感的に操作できる」などのさまざまなメリットがあります。
次の項目からは、MacとWindowsのメリットとデメリットについて比較した内容を紹介しますので、プログラミング学習のPC選びの参考にしてください。
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Macを購入・使用するメリット・デメリット
プログラミングのためにPCを新調するのであれば、まずはMacの購入をおすすめします。
しかし、購入する前には、Macの特徴を今一度よく確認しておかなければなりません。
ここからは、Macを購入する際のメリットとデメリットを解説していきます。
Macを購入・使用するメリット2つ
Macを購入・使用するメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
メリット1:操作が直感的でわかりやすい
Apple社は、ユーザーの使い勝手のよさを追求し、こだわり抜いて製品を開発しているのです。
ストレスフリーで作業が捗るため、プログラミングによる開発でも性能が発揮されるでしょう。
例えば、「アプリをアンインストールするケース」について見てみましょう。WindowsとMacでは、以下のように作業手順が異なります。
- Windows:コントロールパネル→プログラムと機能→プログラムを選択→アンインストール
- Mac:アンインストールしたいアプリをゴミ箱に入れる
このようにMacでは、一画面で表示されている部分だけで、アプリのアンインストールが可能です。Macは、一つ一つの作業がより簡単に、直感的にできるように追及されています。
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メリット2:起動が早くバッテリーが長持ちする
Macでは、OSからデザイン、ハードウェアまで、全てApple社が担っています。Macは、電源を入れるとすぐ起動します。
これまでずっとWindowsを使ってきた人は、このスピードに驚かれる人も多いでしょう。
プログラミング学習では、PCを持ち運ぶケースが多くなります。その点、Macの電源が長持ちするのは魅力でしょう。MacBookであれば、一度の充電で約7時間は使用可能です。
Macを購入・使用するデメリット3つ
Macを購入・使用するときは、以下のような3つのデメリットについてもチェックしておきましょう。
デメリット1:値段が高い
もし、初期投資にそこまで費用をかけられないのであれば、MacのPCをあまりおすすめできません。
Macでは、最も安価なモデルでも10万円前後の費用がかかります。金銭的に厳しい人は、後ほど紹介する整備済製品や中古品を検討してみてください。
デメリット2:OSに対応していないソフトも多い
一般的な企業で使うようなソフトウェアの中には、Windowsのみに対応しているものも多いです。
その一方で、近年はクラウド型のソフトウェア(GoogleDocsなど)も普及しています。ですので、ソフトウェア未対応による不便な状況は、かなり減ってきているでしょう。
デメリット3:カスタマイズ性が低い
Macは基本的に、自分好みにカスタマイズすることができません。
Macを購入する際は、容量を決めたり、USキーボードにすることは可能です。しかし、Windowsのようなカスタマイズ性はなく、Appleの指定の範囲内に限られます。
Macでプログラミングをするメリット・デメリット
プログラミング学習には、基本的にMacがおすすめです。しかし、実はMacを使用したプログラミングにも、メリットとデメリットがあります。
自分が開発したいサービスを考えながら、本当にMacPCがいいのかどうかを検討してみましょう。
Macでプログラミングをするメリット6つ
Macでプログラミングをするメリットとして、以下の6つが挙げられます。
メリット1:Apple製品向けのアプリ制作ができる
出典:Apple
プログラミング学習の目的がiOSアプリ開発であれば、PCはMacを選んだほうが良いでしょう。
プログラミングの目的がはっきりしていなくても、国内のiOSシェアはおよそ7割とされています。
これからもiOSアプリ開発の需要は伸びていくと予想されるので、視野に入れておいても良いかもしれません。
iOSアプリの開発には、Apple社がApp Storeにて無料で提供している開発環境「Xcode」を使用するのが一般的です。「Xcode」のインストールは、Macから行う必要があります。
メリット2:Swiftが使いやすい
Swiftは、Appleが開発したプログラミング言語です。SwiftによってApple製品のアプリをはじめ、Webアプリケーションまで簡単に開発することができます。
Apple製品向けのアプリ開発には、Swift以外にもObjective-Cという言語が用いられることがありますが、初心者であれば以下の理由からSwiftでの開発をオススメします。
Swiftの特徴として、処理速度が高速であることが挙げられます。Swiftでは、LLVMという高速なコンパイラを使用しており、プログラムを実行した際に、非常にスムーズに動作するというメリットがあります。
またSwiftは、RubyやPythonといったスクリプト言語の要素を取り入れています。容易にコードが書けるため、初心者でも比較的取り掛かりやすい言語として知られています。
こういった理由から、世の中全体の流れから言えば、Objective-Cを廃止して可能な限りSwiftで記述できるようにする流れも出てきているため、これから新しくプログラミングを学ぼうと言う方は、まずはSwiftを学ぶ方が良いでしょう。
WindowsのPCでも開発を行うことができます。しかしXamarin Live Playerなど指定のソフトを導入する必要があるなど初心者にはややハードルが高いと言えるでしょう。
メリット3:Windowsも使える
Macには、Windowsを仮想環境としてインストールできる機能があります。つまり、Macを持っていれば、macOSもWindowsも使用できるのです。
一方で、WindowsにmacOSを導入することはできません。これが、「プログラミング学習にはMacがおすすめ」とする最大の理由です。
メリット4:macOSがUNIXベースのOSであるため、UNIXコマンドを初期状態からすぐに使える
世の中にあるプログラミングのドキュメントはUNIXコマンドを使うことが多く、UNIX/LINUX環境を前提としたチュートリアルも多いので、Macを使うことで環境の違いなどでプログラミング学習につまずくリスクを減らせます。
メリット5:Ruby、PHP、Pytonなどをサーバと同じ環境で学習可能
UNIXはLINUXの流れを汲むOSです。
「Ruby, PHP, Python」などのプログラミング言語を使ったサーバサイドアプリケーションはLINUXベースのOSで動いていることがほとんどのため、これらの言語をサーバと同じ環境で学習することができるというメリットもあります。
メリット6:プログラミングに必要なサードパーティのツールのインストールが容易
サードパーティ(特定のOSやソフトウェアに対応する製品を提供しているが、開発元・販売元ではない企業)のツールもUNIX/LINUXベースのOSで動作することを想定しているものが多いため、Macならプログラミングをする上で必要なソフトウェアのインストールが容易です。
Macでプログラミングをするたった1つのデメリット
Macでプログラミングをするたった1つのデメリットは以下です。
ゲームの開発が一般的ではない
Windowsでプログラミングをするメリットとして、WindowsPCのゲーム制作に向いていることを挙げました。
現状、PCゲームソフトは、Windowsでのプレイが前提となっています、ですので、プログラミングでゲーム開発を行うのであれば、WindowsPCを使うのが一般的です。
UnityやOpenGL(ゲーム制作のためのツール)でのゲーム開発は、Windows以外でも可能です。しかし、Windowsを選んだほうが、ゲーム開発には無難と言えるでしょう。
Windowsを購入するメリット・デメリット
前述したように、Windowsはシェア率が高く、世界中で人気のPCと言えます。
しかし、「人気だから自分にも合う」という訳ではありません。特に、プログラミングを用途にするのであれば、デザインなどの外観だけでなく、性能やスペックのことも考えて購入しなければなりません。
ここからは、Windowsを購入する際に注目してもらいたい、メリットとデメリットを解説していきます。
Windowsを購入・使用するメリット3つ
Windowsを購入・使用するメリットは、以下の3つが挙げられます。
メリット1:たくさんの種類の中から選べる
WindowsのPC本体は、あらゆるメーカーが製造しています。ですので、メーカーごとに種類が豊富です。
色や画面のサイズなど自分のこだわりがある場合、選択肢が多いので好みのPCを見つけやすいでしょう。
国内の大手PCメーカーとしては、富士通やNECが挙げられます。富士通では、国内で設計から製造までこなすことを売りにしています。
NECは国内シェアトップで、購入時にソフトウェアが多数インストールされているという特徴があります。自分でインストールする必要がないため、初心者におすすめのメーカーと言えるでしょう。
メリット2:ソフトウェアの種類が豊富
その分、ソフトウェアも豊富にあるのが特徴です。無料フリーソフトも、Macよりたくさんあります。
代表的なソフトウェアとして、word、excel、powerpointが挙げられるでしょう。これらは、企業でも一般的に使用されるものです。
メリット3:カスタマイズ性が高い
Windowsは、使用用途によって容量などのカスタマイズが可能です。プロセッサーやメモリー、ハードディスクなど、自分仕様に作るPC(BTOパソコン)なども存在します。
外観だけでなく、中身も自分好みにしやすいのが特徴と言えるでしょう。
Windowsを購入・使用するデメリット
Windows購入には、以下のようなデメリットも存在します。
初期状態では不要なアプリケーションが多い
前述したように、WindowsのPCの中には、購入時から初心者向けのソフトウェアが多数入ったものがあります。しかし、初期状態から入っているソフトウェアの中には、全く使わないようなものも多いのが現状です。
ソフトウェアが初めから入っている環境は、初心者としては助かる面もあるでしょう。
しかし、それらのソフトが本当に必要かどうかは、初心者では判断がつきにくいというデメリットがあります。
このような初期からはいっているソフトは、パソコンの動作が重くなる原因にもなります。しかし、初心者の場合、動作不良の理由がソフトにあることに気づかないケースも多いのでしょう。
Windowsでプログラミングをするメリット・デメリット
初めに述べた通り、プログラミング学習にはMacを使用することがおすすめです。
しかし、プログラミングを学習する目的によっては、Windowsを使用するほうがメリットになるケースもあります。
ここからは、そのようなWindowsでプログラミングをするメリットや、デメリットを紹介していきます。
あなたがプログラミングを学習する目的を考えながら、読み進めてみてください。
Windowsでプログラミングをするメリット2つ
Windowsでプログラミングをすると、以下のような2つのメリットがあります。
メリット1:ゲーム制作に向いている
WindowsPCゲームを作成する場合、ライブラリとしてDXライブラリやDirectXを使用します。これらのツールは、Windowsで使用するのが一般的です。
メリット2:VRアプリ開発に向いている
プログラミングの目的がVR開発であれば、Windowsが向いています。
VR分野では、WindowsがOSとして主流となっています。段階的に対応が進んではいるものの、Macは後手に回っているというのが現状です。
MacユーザーでVR開発をする場合、WindowsのゲームPC(ゲームをするために必要とされる性能を備えたパソコン)の購入も必要になる可能性があります。
WindowsのゲームPCが必要かどうかは、使用するMacのスペックにもよります。購入を検討しているMacがあるのであれば、スペックをよく確認しておきましょう。
Windowsでプログラミングをするデメリット
プログラミングでWindowsを使用する場合、以下のようなデメリットもあります。
作ることができないアプリがある
アプリ開発のためにプログラミングを学習する人も多いでしょう。
しかし、開発したいアプリがApple製品向け(iPhoneなど)であれば、WindowsPCよりもMacを選んだほうが良いでしょう。
Apple製品向けアプリを開発するためには Xcodeというソフト(開発環境)が必要です。
Xcodeには、試作したアプリをテストするためのシミュレータやアプリのアップロード機能などもついているため、これ1つで開発・テスト・公開までできます。
Apple製品向けのアプリの開発はWindowsでもXamarin Live Playerというソフトを使えば可能ではありますが、Macを用いるのが一般的です。
出典:Googleplay
Macの種類
ここまで、MacとWindowsの比較をし、それぞれどのような開発に向いているのかを見てきました。
プログラミング学習の目的がゲームやAndroidアプリ開発であれば、WindowsPCを選んでもいいでしょう。
一方で、プログラミング学習の目的がまだはっきりとは定まっていないのであれば、Macを選んだ方が無難です。前述したように、MacではWindowsも使用できるからです。
ここからは、プログラミング学習のためにMacの購入を検討する人に向けて、Macの代表的な4つのモデルについて見ていきます。
4つのモデルのスペックや特徴を確認し、あなたにぴったりなMacを選んでみましょう。
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エントリーモデル「MacBook Air」
出典:Apple
MacBook Airの特徴として、以下の3点が挙げられます。
- パソコン自体の重量が軽い
- Macの中では値段が手ごろ
- スペックやディスプレイの美しさでは他モデルに劣る
MacBook Airの重量は、約1.35kg。女性でも持ち運びがしやすい軽さが魅力でしょう。MacBook Airの価格は115,280円(税込)で、Macの中では値段が手ごろです。
一方で、スペックやディスプレイの美しさでは、他のモデルに劣ります。初めてのMacとしては、おすすめできるモデルと言えます。
持ち運びに便利な「MacBook」
出典:Apple
MacBookの特徴は、以下の3つです。
- 1kgを下回る超軽量モデル
- MacBook AirよりメモリやCPU(core i搭載)が優れている
- カラフルなカラー展開
MacBookの重量は0.92kgで、その軽さに驚かれる人も多いでしょう。色展開が4つあり、ゴールドやピンクといった女性向けのカラーもあります。
メモリやCPUはMacBook Airより性能が上で、早い処理速度を実現します。比較的軽めの作業が中心で、持ち運びが多い人向けのモデルでしょう。
MacBook12インチの販売が終了
2019年7月9日、AppleはMacBook12インチの販売を終了。
発売当初はMacBook Airに置き換わると期待された12インチでしたが、ひっそりと姿を消すこととなりました。
AppleのMacBook販売ページを見てみると、無印Macのアイコンがなくなっています。
出典:Apple
MacBook12インチは、USB-Cやバタフライ式のキーボードを採用しディスプレイの裏面にあるリンゴのマークが光らなくなるなど、これまでのMacシリーズにはない特徴を備えていました。
しかし、9日にMacBook Air/Proの新型モデルが発表。さらにiPadOSの発表でiPadがより高い性能を備えると予想されています。
このような状況では、12インチは撤退せざるをえなかったでしょう。
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MacBook Air/13インチProの新モデルが発表
同日発表されたMacBook Airの新モデルは、True Toneテクノロジーを採用したRetinaディスプレイを新搭載しています。
価格は、ストレージ容量は128GBの場合、131,780円(税込)。これまでのモデルと比べると、およそ15,000円の値下げとなりました。
13インチMacBook ProはTouch Bar非搭載モデルがなくなり、True Toneテクノロジー対応のRetinaディスプレイ、クアッドコアIntel Core i5とi7、Apple T2 Securityチップなどを搭載。
エントリーモデルの価格は、157,080円から153,780円と3,000円の値下げとなりました。
また、学生や教員は安く購入できるなど、教育現場でのMacBook Air/Pro導入を促す動きも見られます。
本格的なプログラミングには「MacBook Pro」
出典:Apple
MacBook Proの特徴は、以下の3つです。
・コンパクトでスペックも優秀
・13インチと15インチから選べる
・TouchBarで指紋ログイン認証などが可能
MacBook Proには13インチと15インチモデルがあります。持ち運びをする方や、Macでどれを買おうか迷っている方は、Proの13インチが最もおすすめでしょう。
MacBook Proは、コンパクトさとスペックもしっかりと兼ね備えています。本格的にプログラミングをしたい、エンジニアに転職したいという方に向いたモデルでしょう。
MacBook Proの15インチモデルは、重たい動画編集などグラフィック機能を使う人や、ディスプレイで作業したい人におすすめです。
MacBook Proには、TouchBarを搭載しているモデルもあります。TouchBarとは、従来キーボードの一番上の部分F1やF2のボタンのラインがガラスのタッチパネルになったものです。
作業内容によって表示が変わり、指紋でログイン認証も可能です。
プロ向けデスクトップモデル「iMac」
出典:Apple
iMacの特徴は、以下の3つです。
・2つのインチから選べる
・高度な動画編集などができるプロ向けモデル
・持ち運びができずマウスやキーボードは充電が必要
iMacはデスクトップモデルです。インチは2種類あり、21.5インチと27インチから選べます。画面が大きく性能もよく、とにかく動作が早いのが特徴です。
高度な動画編集にも向いており、プロ向けのモデルと言えるでしょう。しかし、初めてMacを使う、これからプログラミングを始めるという人にとっては、スペックを持て余す可能性が高いです。
デスクトップモデルなので、もちろん持ち運びはできません。ですので、プログラミングの勉強で使う分には、この点が大きなデメリットとなるでしょう。
iMacは、マウスやキーボードがワイヤレス(Bluetooth式)です。充電をする必要があるので、それが手間だと感じる人もいるかもしれません。
MacBookの選び方のポイント4つ
前述したように、プログラミング学習では、持ち運びができるPCが必要です。
ですので、先に紹介したMacの4つのモデルの中でも、プログラミング学習に向いているのは、持ち運び可能なMacBookシリーズでしょう。
MacBook Air、MacBook、MacBook Proの3つは、それぞれ少しずつ特徴が違いました。
ここからは、さらに、価格、外観、性能、用途の4つのポイントに分けて、MacBookの3つのモデルの選び方を解説していきます。
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ポイント1:価格
MacBook Airは、スペックやディスプレイの綺麗さでは他に及ばない分、コスパがいいモデルと言えるでしょう。
MacBook Proの13インチモデルとMacBookは、同じ価格帯(157,080円(税込)~)です。同じぐらいの価格と考ると、MacBook Pro(13インチ)はスペック重視、MacBookは使いやすさや軽さを重視して選ぶといいでしょう。
ポイント2:外観
Apple社製品のデザインはほぼ統一されており、MacBookシリーズの外観もどれも大体同じです。一方で、カラー展開がモデルによって違います。
ProとAirは、スペースグレイとシルバーの2色展開で、MacBookは4色展開となっています。
MacBookのカラーは、ローズゴールド、ゴールド、スペースグレイ、シルバーとなっています。個性を出したい人や、おしゃれな女性にとって、MacBookのカラーの豊富さは魅力ではないでしょうか。
ポイント3:性能
さらにその中でも性能の良さを重視するのであれば、MacBook Proがおすすめです。
MacBook Proは、MacBookシリーズの中でも最もハイスペックです。本格的なプログラミングにも十分対応できるモデルでしょう。
MacBook Proには、Retinaディスプレイが搭載されています。これまでWindowsPCを使用していた人はもちろん、MacBook Airユーザーも、画面表示の美しさに驚かされるでしょう。写真や動画の発色も素晴らしく、プロの編集にも向いています。
MacBook Proは、パフォーマンスに優れています。重たいPCでは作業をスムーズに進められず、ストレスがたまることも多いでしょう。MacBook Proは初期投資はかかりますが、その分の価値はあると言えます。
ポイント4:用途
あなたは、MacBookで主にどのような作業をするでしょうか?MacBookを選ぶ際は、そのような用途についても考えなければなりません。
例えば、PhotoshopなどのAdobeソフトや動画編集、XcodeやAndroid Studioなどの総合開発環境を整えてのアプリ開発は、一般的に重い作業とされています。
そのような処理が重い作業をメインに行うのであれば、相応の性能を持ったモデルを選ぶのがいいでしょう。
また、現在は使用していなくても、将来的にwebデザインやエンジニアの仕事をしたいと考えているなら、MacBook Proなどのハイスペックな機種をおすすめします。
一方で、ネットブラウジングやメールなどの作業が中心の場合は、MacBook Airで充分でしょう。
プログラミングを始める際も、まずは趣味程度で触れてみたいというのであれば、スペックはあまり関係ありません。
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Macを安く買う5つの方法
Windowsよりも高価なMacですが、その中でも安く手に入れる方法はあります。今回は、Macを安く購入する5つの方法を紹介します。
方法1:中古品を探す
Macは、中古ショップでも購入可能です。中でも、専門のPCショップであれば、中古品であってもある程度の保証がついているので安心でしょう。
Macは、ネット通販やフリマサイトでも購入できます。しかし、このような方法では、実機を確認できない、保証がないなど不安な点も多いです。初心者にはおすすめできない購入方法でしょう。
Apple社製品は、中古品といえども、仕入れ値が高いので大幅な値引きがされていないことが多いです。試しにネット通販と公式サイトで比較してみてください。
以下の記事では、中古Mac購入の際の注意点や、おすすめの中古専門店を紹介しています。合わせて参考にしてください。
方法2:Appleの家族・友達割を利用する
この制度は、社員・アルバイト問わず適用できるものです。
年間で使用できる回数は決まっているので、誰にでも利用できるわけではありません。もし、あなたの周りにAppleストアに勤めている友人がいれば、話を聞いてみるのもいい方法でしょう。
方法3:Appleローンを利用する
ハイスペックのMacが欲しくても、初めにまとまったお金を準備するのが難しい人もいるのではないでしょうか。そのような場合、Appleローンでの購入を検討してみましょう。
Appleローンとは、Appleの公式サイトで製品を購入する際に、低金利もしくは金利無しでローンを組ませてくれるサービスです。
Appleの公式サイトで30,000円以上の製品を購入、かつ、オリコのローン審査が通った場合、複数回分のローンの金利をApple側が負担してくれます。
Appleローンを利用すると、最大24回払いまで金利なしでApple製品を購入できます。金利ゼロの回数は、キャンペーン期間によって異なります。
詳しくは、公式サイトの「分割でのお支払い」のページをチェックしてみてください。
方法4:整備済製品を購入する
出典:Apple
Appleの公式サイトでは、整備済製品の販売も行われています。整備済製品とは、新品同様の検査と梱包・クリーニング、検査を行った公式の中古品のことです。
Appleの厳しい基準をクリアした中古品で、購入から1年間の保証もつきます。保証期間は、3年に変更可能です。
Appleの整備済製品の多くは、定価の15%オフとなっています。Appleローンとの併用も可能なので、月々の支払いをより抑えて購入できるでしょう。
方法5:学生割引を利用する
Appleの公式サイトには、学生、教職員向けの割引購入ページがあります。こちらのページでは、製品価格の8%~10%程度の割引が受けられます。
通っている大学によっては、提携大学割引としてさらに4%引きで購入することもできます。提携大学一覧については、こちらをご覧ください。