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プログラミングスクールやオンライン教材の普及により、文系出身者や未経験者にも人気の職業となっているプログラマー。しかし「本当に将来性はあるのか」「10年後、20年後も働けるのか」といった不安や疑問を抱えている人もいるでしょう。
この記事では、プログラマーの将来性について、将来なくなると言われる3つの理由から解説します。長く活躍できるプログラマーになるためのポイントについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次

【結論】プログラマーに将来性はある
まず結論から言うと、プログラマーという職業に将来性はあります。その理由は大きく3つ。1つずつ解説していきましょう。
2030年に向けて人材不足は拡大
慢性的な人材不足の状態が続いているIT業界。経済産業省の調査によると、その状況は今後さらに悪化すると見られています。
具体的には、若年層の人口減少に伴い、IT関連産業では高齢化が進展。IT人材の需要予測から推計される需要と供給のギャップは2030年に向けてさらに広がると予測されています。将来的には40~80万人規模での不足が生じる可能性があるとのことです。
高い有効求人倍率
人材不足の状況は、求人倍率にも表れています。
求人倍率とは、有効求人数/有効求人登録者数で計算される数値です。1より多ければ求職者(仕事を探している人)よりも求人数(募集している企業)の方が多いということ。反対に、1より少なければ求職者に対して求人数が足りていないことを意味します。
dodaの調査によると、2021年6月の求人倍率は「IT・通信」業種で5.53、「技術系(IT・通信)」職種で7.84と、他の業種・職種と比較しても非常に高い数値を保っています。
地域や具体的な職種によって差があることは予想されるものの、IT業界全般で見ると就職・転職がしやすい状況であると言えるでしょう。
35歳定年説は昔の話
プログラマーやエンジニアなどの「35歳定年説」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは「管理職としてマネジメントに移る」「体力の限界」「新しい技術についていけない」といった理由から、35歳前後で別の職種・業種に転職する人が多いことが背景にあります。
しかし、この説は今は昔のもの。現在では35歳以上でも現役プログラマーとして活躍している人は多くおり「35歳を過ぎたら働けなくなるのではないか」という心配は必要ありません。
しかし、技術進歩が激しいIT業界で長く働き続けるためには、新しい技術やトレンドに敏感に反応し、対応していく柔軟性は必要です。将来にわたっても市場価値の高いプログラマーでいるためのポイントについてはこの記事の後半で解説しています。
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プログラマーは将来なくなると言われる3つの理由
そもそも「プログラマーの仕事は将来なくなる」と言われるのにはどのような背景があるのでしょうか。
そのように言われる3つの理由について、その詳細や現時点での状況を解説していきます。
AI技術の発達
プログラマーの将来を脅かす存在の1つとして見られているのが、AI技術の発達です。
2014年にイギリスのオックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授らは「雇用の未来ーコンピューター化によって仕事は失われるのか」というタイトルで論文を発表。その中で、20年後までに人類の仕事の約50%が人工知能ないしは機械によって代替され消滅すると予測しました。
プログラマーの仕事が代替される可能性は49%と言われていますが、具体的に代替される業務についてはまだわかっていません。しかし、将来的には、設計を人が行いコーディングはAIといったことが可能になるかもしれません。
とは言え、AIでできることには制限がある点、システム開発にはコミュニケーションスキルやマネジメントスキルも求められる点から、プログラマーの仕事が完全にAIに代替されるとは考えづらいでしょう。
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自動プログラミングの普及
自動プログラミングの普及も、プログラマーの仕事は将来なくなると言われる背景にあります。
すでにコマンドを打つだけでコードを自動生成できるフレームワーク、簡単な画面操作でウェブサイトを構築できるツールなどが利用され始めています。
これからはスキルがなくてもアプリやWebサイトの開発ができるようになる一方、プログラマーの存在意義が失われていくのではないか、と見られているわけです。
しかし、AIと同様に自動プログラミングだけで全ての開発工程をこなすことは難しく、現時点では入出力処理などの一部のプロセスに限定されています。データ分析や複雑なロジックの開発については、今後もプログラマーが必要となっていくでしょう。
また、仮に自動プログラミングがさらに普及したとしても、その自動化ツールの開発にはやはりプログラマーの存在が必須となります。
オフショア開発の加速
オフショア開発とは、システム開発工程の中でコーディングやテストなどの一部の業務をインドやフィリピンなどの海外に発注すること。人件費の安い国に業務を委託することでコストを抑えられる他、災害発生時に備えてリスクを分散させることが狙いです。
インドを始めとする諸外国ではIT人材の育成に力を入れていることから、オフショア開発は今後も広がると見られています。
しかし、開発やテストなどの下流工程を海外に発注することになっても、上流工程(要件定義、基本・詳細設計など)は国内で行うことも多くあります。日本のプログラマーとしては、コーディングだけではなく上流工程の業務も行えると強みになるでしょう。

市場価値の高いプログラマーになるために重要なこと
ここまでの解説の通り、プログラマーは将来性のある職業です。
しかし、今後AI技術や自動プログラミングが発達していくことを考えると、今と同じような働き方が10年後20年後もできるとは限りません。
将来にわたって市場価値の高いプログラマーで居続けるためには、どうすればいいのでしょうか。
プログラミング以外のプラスアルファスキル
高い有効求人倍率を保っているとは言え、希望の職種や人気の企業に誰もが就職・転職できるわけでありません。
条件のよい求人にはもちろん多くの人が集まるわけですから、その中で自分の存在価値をアピールするためには、プログラミングスキル以外のプラスアルファの能力が求められてきます。
具体的には、マネジメントスキル、コミュニケーションスキル、交渉力、論理的思考力、問題解決力などが挙げられるでしょう。
特に交渉力やコミュニケーションスキルは、プログラマーとしての業務だけでは身につけづらいもの。営業職など他の業種からの転職組の方は、これらのスキルをアピールすると良いでしょう。
AI・IoT開発に関する知識
近年のトレンドとなっているAIやIoTに関する知識も必要です。
IoTは、モノのインターネットとも呼ばれ、様々な「モノ」がインターネットに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みです。
例えば、自動車の自動運転にもIoTの技術が使われています。カメラで撮影した交通状況や路面状況などを元に、AIが運転の指示を与えるという仕組みです。
カメラやセンサーなどのデバイスを通してデータ収集し、ネットワークで転送して解析するため、組み込み系のプログラミング知識が求められます。
AI技術については、機械学習やディープラーニングの仕組み、さらに統計学などを理解する必要があります。1つの研究分野として成立しているため学習にはコストがかかりますが、今後もAI技術が発達・普及することを考えると、決して無駄な学習ではないはずです。
セキュリティに関する知識
個人情報などの機密データもインターネット上でやり取りされるようになった現在、セキュリティの重要性は以前よりも格段に上がっています。
セキュリティを扱えるIT人材の需要も高まっているため、セキュリティ関連の知識を持っていることはプログラマーとしての強みに繋がるでしょう。
例えば、IPA(情報処理推進機構)では、ITサービスの提供に必要なスキルを体系化した「ITSS+」を定めています。
スキル指針は以下の4つの分野で策定されており、セキュリティ領域については監視や脆弱性診断などに必要なスキルが示されています。
- データサイエンス領域
- アジャイル領域
- IoTソリューション領域
- セキュリティ領域
ITSSを元に出題される国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」もあり、知識を資格として見せることも可能です。
継続的・自発的な情報収集と自己研鑽
日々進化する技術進歩に対応するためには、継続的、自発的な情報収集と自己研鑽も重要。
経済産業省の調査によると、日本のIT人材はインドネシアやアメリカなどの他の国に比べて「自主的に勉強している」と回答した割合も最も低いという結果となっています。
「業務外ではほとんど勉強しない」という人が多く、自己研鑽への取り組み姿勢が低いことが表れています。
新しい技術に対応した需要のあるプログラマーになるためには、社内の研修・セミナーに参加したり、コミュニティに参加したりなど、自ら積極的に学ぶことが大切です。
「何をすれば良いかわからない」という人は、まずは情報収集を習慣にすることから始めましょう。おすすめのメディアをいくつか紹介します。
- Techcrunch:米国のIT系ニュースサイト。米国、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の記事、新しいプロダクトのレビュー記事など、世界のIT関連の記事を多数掲載。
- Cnet Japan:テクノロジーとビジネス情報のニュースメディア。デジタル製品、アプリ関連、インタビュー記事が豊富。
- GIZMODO:ゲームやIoT情報、ガジェット情報などが中心の消費者向けメディア。
- ZDNet Japan:クラウド、モバイルPC、セキュリティ、ソフトウェア、サーバ、ストレージなど、IT関連のニュースを多数取り扱う。
- @IT:サーバ、ネットワーク、セキュリティ、Linux、Javaなど、エンジニアやSE向けの情報を専門に扱う。
需要のあるプログラミング言語の習得
需要のあるプログラミング言語を扱う技術者になることも、プログラマーとして生き残るための戦略の1つ。
最近では、AIやビックデータの分野で使われているPythonや、Web開発に用いられるJavaScriptが人気。
最新版のプログラミング言語将来性ランキングはこちらの記事で紹介しています。
【2021年】将来性のあるプログラミング言語ランキング!学習方法や稼ぐコツも紹介【職種別】将来の需要と必要なスキル予測
システム開発などを行うプログラマー以外のIT職種の将来性はどのようになっているのでしょうか。
人気の高い4つの職種について、将来の需要と必要なスキル予測を紹介します。
Web系プログラマー
Webアプリやシステムの開発を行うWeb系プログラマーの需要は今後も高くキープすると見られています。スキルがあればIT業界に限らず色々な分野で活躍できるでしょう。
しかし、自動プログラミングや便利な開発ツールの普及により、スキルがなくても開発ができる世の中にもなっていく可能性も。
ただ決められた仕様書に従って開発するのではなく、デザイン知識やこれまでの経験などをもとに独自の提案ができると、個人の強みとなるでしょう。
システムエンジニア
業務システムやアプリなどの設計を担当するシステムエンジニア。上流工程を担当するため、プログラマーからのキャリアアップとして目指す人が多い職種です。
医療、金融、飲食など様々な業界でIT化が進む中、ソフトウェアの開発や保守運用が行えるシステムエンジニアは今後も長く求められると言えます。
また、一般企業の社内SEに転職したり、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーといった別の職種にキャリアチェンジしたりすることも可能。将来を見据えて、プログラミング技術だけではなくマネジメントや交渉力などのスキルを身に着けていくと良いでしょう。
インフラエンジニア
クラウドサービスの普及により、求められるスキルにも変化が出てきているのがインフラエンジニアです。
オンプレミスが主流であった頃は、インフラエンジニアとしてサーバーの設計、構築、保守運用のためのOSやデータベースの知識が重要でした。
今後は、従来のオンプレミス環境からクラウド環境がインフラエンジニアの主な領域となるため、クラウドに関する知識や仮想化などのスキルも必要になってきます。
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Webデザイナー
Webサイトの構成やレイアウトを担当するWebデザイナー。多くの企業がWeb上でのサービス提供や広告に力を入れていることから、Webデザイナーの需要も高いのが現状です。
しかし、今後もテンプレートや便利ツールなどスキルがなくてもWebデザインができる環境が整うと、Webデザイナーとしての仕事の機会も減少していく可能性が。
長くWebデザイナーとして仕事を続けるためには、HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミングスキル、知識を生かした提案、プロジェクトマネジメント、ディレクションなどプラスアルファのスキルがあると良いでしょう。
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将来性のあるプログラマーになろう
プログラマーは将来も需要の高い職業と言えますが、技術進歩などの時代の変化に対応する力は必須です。自発的な情報収集と学習、AIやIoTなどのトレンド技術に関する知識習得などを行い、自身の市場価値を高めていきましょう。