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あなたは「シニアエンジニア」という新たなエンジニアのキャリアをご存じでしょうか。近年、技術者としてスキルを極めていきたいエンジニアに向けて、設けられたキャリアです。
今回はシニアエンジニアついて、その他のエンジニアのキャリアと年収などを含めてご紹介いたします。
この記事の目次

シニアエンジニアとは


シニアエンジニアの「Senior」とは、『年配』という意味でなく『上役の』という意味です。つまり、シニアエンジニアとはある分野のスペシャリストという意味合いを指します。
会社や組織によって、位置付けが異なったり、「スペシャリスト」と呼称される場合もありますが、スペシャリストとシニアエンジニアでは、シニアエンジニアの方が上役のケースが多いです。
スペシャリストとは『専門家』という意味を指し、これまで「技術者として、得意とする分野の技術を高めていきたい」と考えるエンジニアのために設けらるようになりました。
それまではこのような役職がなく、キャリアアップすることができず、どれだけ高い能力を持ち合わせていても、給与アップできないという現状があったのです。
組織をまとめていく管理者ももちろん必要ですが、豊富な経験や高い能力を持つ人材を育成していくことも重要です。
そういった点から給与面で悩まずに技術者としてスキルアップし続けてもらうため、シニアエンジニアやスペシャリストといった役職が定着してきたのです。
ここで、その他のエンジニア職についてもご紹介します。
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気になる年収は?


シニアエンジニア
600〜700万が平均だといえるでしょう。組織や職位の位置づけによって様々なケースがあります。
例えば、インターネット関連サービスで有名なGMOペパボ株式会社では、下記のようなエンジニア職位制度によって、500〜800万の年俸を設定しています。
・エンジニア職位制度
上級職への立候補者を対象とした職位制度です。評価制度と同時期に行われ、合格すると専門職としてのキャリアパスが提供されます。CTO、チーフエンジニア、シニア・プリンシパルエンジニア、プリンシパルエンジニア、シニアエンジニアの5つの職位があり、各サービスや会社全体の技術的な問題解決、技術力の底上げにつながっています。
ここからは比較できるよう、他の職種や雇用形態別の年収をご紹介します。
各職種別
・プロジェクトリーダー
平均:500〜600万
能力が認められやすいIT業界では、20代前半でこの職位についている場合もあります。
・プロジェクトマネージャー
平均:600〜700万
担当するプロジェクトの規模によっては、500万の場合もあります。
・システムコンサルタント
平均:700万〜800万
優秀なシステムコンサルタントとなると、1000万の場合もあります。
・ゼネラリスト
平均:800万〜1000万
課長や部長レベルの役職となるので、年収はかなり高いといえます。
雇用形態別
・アルバイト
時給:1000〜2000円
プログラミングをできる人材がまだまだ少ないので、アルバイトだとしても時給は高いです。
・派遣社員
平均:250〜300万
未経験でも派遣社員として働きながら、正社員への登用を目指している場合が多いようです。
・正社員
平均:400〜500万
正社員と派遣社員の年収差は大きくないといわれることもありますが、キャリアアップを考えると正社員の方が年収が高いといえます。
エンジニアにとって、派遣社員・正社員のどちらの形で働いてもメリットがあります。派遣社員では、いろいろな組織や仕事の仕方を知ることができ、様々なパターンの案件を経験できます。人脈も広がるでしょう。
一方、正社員は一番のメリットは安定でしょう。今や大企業においても安心とはいえませんが、ある一定の安定は得られるはずです。また、実績を積んでいくことでキャリアアップしていけます。
フリーランス
平均:600万〜800万
正社員として、経験を積みながら仕事の仕方を学び、フリーランスとして独立するということはエンジニアではよくある話です。
技術者としての高いスキルとコミュニケーション能力のあるエンジニアは、フリーランスになった方が年収もアップし、仕事を自己のペースに合わせて管理でき、ストレスが少なく働けることからメリットは大きいでしょう。

シニアエンジニアを目指すには


シニアエンジニアの条件
・特定の分野に精通している
技術者としての能力を持って、シニアエンジニアとして評価されるので、特定の分野で高いスキルがあることは必須です。社内で「この分野はあの人に任せれば安心」といわれるポジションであることも重要です。
1つの専門分野だけでなく、複数の分野において深い知識を持っていると、より評価されやすいでしょう。
・精度の高い、迅速な作業
高い技術力や豊富な知識があっても、精度が低かったり作業スピードが遅かったりすることは、会社にとってのメリットは少ないです。基本的なことながら、精度の高さや迅速な作業が求められるでしょう。
・コミュニケーション能力
クライアントと関わることが少ないといっても、実はエンジニアこそ高いコミュニケーション能力が求められます。
ここでいうコミュニケーション能力とは、人間関係を良好に保つことだけでなく、専門的な知識や技術を適切に説明することで人材育成に活かしたり、チームや他部署の人間に正確に理解してもらいプロジェクトを円滑に進められることを指します。
・専門分野以外の知識もある
専門分野に関わる分野について知識が浅いと、スペシャリストとして活躍するのは難しいでしょう。専門家としての一面を持ちながら、得意とする分野に関わる技術についても、ある程度学知っておくとよいでしょう。
自分の専門分野が他の技術と合わせることで、どのようなことができるのか、どんなリスクがあるのかなど把握することで、より自分の能力を活かせるのです。
向いている人
専門的な技術を持ち合わせながら、常に変わりゆく技術の変化に柔軟に対応していくためには、スキルアップへの向上心や技術への探求心の強いことが大切です。
現場の人間として、一生手を動かしていきたいと考えている人が向いています。
スキルアップのポイント
・上級の資格を習得する
数ある資格の中でも、国家資格として認められている情報処理技術者試験では、「データベーススペシャリスト試験」「ネットワークスペシャリスト試験」「システムアーキテクト試験」「ITストラテジスト試験」と、情報処理技術者試験の中でも難関といわれる資格があります。
これらの取得を目指すことでスキルアップでき、明確に技術力を証明できます。
・常に情報収集する
最新技術やIT業界の動向についていくには、ITメディアのニュースを常にチェックしたり、積極的に交流会やイベントに参加したりすることが重要です。
特に交流会やイベントは新たな刺激を受けることが多く、今後のキャリアモデルとなる人物を見つけられたり、悩みを解決するヒントになったりするのでオススメです。
・マネジメントについて学ぶ
シニアエンジニアなどの上位の役職となると、プロジェクトを引っ張っていく存在として期待されるようになります。また、組織の中でも重要なポジションとなるでしょう。
組織の一員として、部下やチームの能力をより活かすためにも、マネジメントについて学んでおいて損はありません。
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さいごに


技術力を高め続けるシニアエンジニアという新たなキャリアについて、ご紹介してきました。また、その他のエンジニア職についても知ることで、シニアエンジニアという職位の位置づけをご理解いただけたと思います。
シニアエンジニアを目指す方でも、20代の方はこのような新たな評価制度について、今後も関心を持ち続けることをオススメします。
なぜなら、IT業界におけるエンジニアのキャリアパスは、日本でもまだまだ形成されきっていません。常に最先端を追いかけ続ける職種であり、エンジニアの母数自体が少ないからです。
どのように働いていきたいか、どのような仕事をしたいか、よく考えながらキャリア形成をしていく必要があります。
そのためには、ロールモデルとなるような人物や理想とする制度の会社を見つけ、参考とするといいでしょう。
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