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IT業界へ転職するには、どんな志望動機を書けばいいんだろうと悩んでいませんか。
特に未経験からIT転職を目指す場合、「なぜIT業界を選んだのか」を明確にする必要があります。
そこで今回はIT業界の志望動機を考えるポイントや、押さえるべき要素を例文とともに解説します。NG例文も紹介しますので、あなたが考えた例文と照らし合わせてみてください。
この記事の目次

IT業界の志望動機を考えるポイント8つ
IT業界の志望動機を考える時は、以下の8つのポイントを押さえましょう。
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1. なぜIT業界に転職したいのかを明確にする
志望動機はIT業界に転職したい理由が伝わる内容にする必要があります。
例えば「以前勤めていた会社でもITツールの導入が進み、それによって業務効率化が一気に進んだのに感銘を受けました。このような経験から私もITツール開発に携わってみたいと思ったのが、IT業界を目指す初めのきっかけでした。」など、具体性を伴ったものにすると良いでしょう。
2. 「なぜその企業に応募したのか」に関連させる
志望動機には「その企業で働きたい」理由を伝えるのが大切です。
例えばアプリ開発を行なっている企業を志望するのであれば、「貴社のアプリは私も普段から使っています。」とした上で、その「アプリの魅力や使いやすさ」「どのようなシーンで役に立ったか」などを伝えましょう。
そして「私もこのようなアプリ開発に携わりたい」とすると、「なぜその企業に応募したのか」が伝わりやすいです。
しかし、これだけでは企業側があなたを採用するメリットを伝えきれていません。あなたが企業で何ができるのかをアピールするためには、これまでの経験やスキルを示す必要があります。具体的な例文については、後ほど詳しく解説します。
3. 未経験の場合は興味・関心・意欲を伝える
例えば、「私は子供の頃からゲームをするのが好きでした。それを仕事にするという考えに至っていませんでしたが、近年のゲームアプリブームによって、自分も開発に携わってみたいという想いが強く出てきました。」と述べた上で、具体的に開発したいゲームを説明しましょう。


未経験だからこそやりたいことを主張した方が、面接官に熱意が伝わりますし、今後の成長が見込める人材として採用される可能性も高まります。
意気込みが伝わる志望動機については以下の記事も参考にしてください。
関連記事:【IT業界】志望動機は「理由」よりも「将来像」が重要
4. 自分がどのように貢献できるかを伝える
IT業界を志望したきっかけや企業で働きたい理由を説明した後は、自分を採用するメリットを伝えましょう。
例えば「貴社の会社説明会で、システムエンジニアにはプログラミングスキルだけでなく、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルが重要と伺いました。私のこれまでの営業経験で培ったコミュニケーション能力を、貴社でも活かしたいと考えています。」などです。
自分の想いを伝えるだけでなく、相手の立場やメリットを考えることを意識しましょう。
5. 「きっかけ」だけでは不十分
きっかけはあくまでもIT業界に興味を持った理由であって、そこから業界に入って仕事をする理由としては説得力に欠けることが多いからです。
例えば以下の例文を見てください。
「以前よりゲームアプリで遊ぶのが趣味で、開発にも興味を持ちました。貴社は私も実際に使っているゲームアプリをリリースされており、志望しました。」
このような文言を志望動機にレベルアップさせるためには、自分の具体的なアクションを追加しましょう。具体例は次の項目で紹介します。
6. 志望動機にはエビデンスを加える
志望動機を「きっかけ」だけで終わらせると、なぜこの業界で働きたいと思うのか、という説得力に欠けます。よって、志望動機を伝える時は自分がIT業界で働くために起こしたアクションを提示しましょう。
例えば、次のような例文が考えられます。「ゲーム開発に興味を持ち、実際にGameSaladというサービスのテンプレートを使って簡単なゲームのモックを作ってみました。そこからさらに本格的な開発スキルも身に付けたいと感じ、参考書やオンラインスクールでUnityを学習し、実装をしてみました。」
このような内容だと、IT業界を志す本気度のようなものが伝わりやすいです。
関連記事:【初心者向け】ゲーム開発におすすめのプログラミング言語5選
7. どんなスキル・経験を持っているかをアピールする
すでにサービスの開発経験があるのであれば、ポートフォリオとして提示しましょう。
未経験の場合は、自分が試しに作ったことのあるアプリやサービスを示すと効果的です。あるいはIT業界に関する資格を取得すると、IT業界の体系的な知識のアピールにもつながります。
未経験からIT業界を志望する時におすすめの資格については、以下の記事も参考にしてください。
8. 具体的な経験をふまえる
経験を提示する時は、いかに具体的に伝えられるかがカギです。未経験からIT業界を目指す場合は、これまでの経験の中で、IT業界で活かせるようなものを具体的に説明しましょう。
例えば業界未経験でもマネージャーの経験がある場合は、一定のマネジメントスキルがある人材として評価される場合もあります。マネージャーの経験を持ち、さらにプログラミングスキルを身に付けていると、未経験でもIT業界への転職を優位に進められる可能性があります。
関連記事:プロジェクトマネージャーとは?仕事内容や年収、必要なスキルについて解説
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志望動機の作成方法
志望動機の具体的な作成方法を説明します。
志望動機を作成する時は、以下の3つのステップを踏むことが大切です。
・自己分析
・業界研究
・企業研究
3つのステップについて、1つ1つ詳しく解説していきます。
自己分析
自己分析を効率的に行う時の考え方として、3つの視点「Will」「What」「Can」があります。これらはそれぞれ以下のようなことを示しています。
・What:何をしたいか
・Can:何ができるか
この3つを踏まえてIT業界での自身の将来像を考えると、志望動機に活かせる要素が見えてきます。
その上でこれから何に携わりたいのか、そしてそれに活かせる自分のスキルや経験は何なのかを、さらなる自己分析で見つけていきましょう。
自己分析の方法については、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:転職を成功に導く!自己分析の必要性と具体的な方法を紹介
業界研究
特に未経験からIT業界への転職を目指す場合、業界研究は必須です。IT業界はアップデートのサイクルが早いため、書類選考や面接でも最新の動向にいかにアンテナを貼っているかが問われるでしょう。
業界研究の方法はさまざまなものがありますが、もっとも行いやすいのはインターネットで情報を集めることでしょう。例えばIT系の最新情報をキャッチできるメディアとして、TechCrunchなどが挙げられます。
このようなIT業界の最新情報に触れ、志望動機の材料にすると、業界の動向に敏感なことや、IT業界で働く熱意が伝わりやすいです。
IT業界の現状や将来性については、以下の記事も合わせて参考にしてください。
企業研究
「この会社で働きたい」という強い想いをアピールするためには、応募する企業についての研究が重要です。企業研究には以下のような方法があります。
- 企業の公式サイトをチェックする
- 会社説明会に参加する
- 求人情報をチェックする
- インターンシップに参加する
- SNSや掲示板で検索する
転職活動をする場合、もっとも行いやすいのがインターネットを利用した情報収集でしょう。その際企業の公式サイトをチェックするのはもちろんですが、求人情報から求める人材像を把握するのも大切です。
例えば、ITやWeb業界に特化した転職サイトGreenでは求人情報だけでなく、各企業のPRやインタビュー記事も載っています。特にプレミアムインタビューでは各社の代表や社員がインタビュイーとなっており、企業理念だけでなくこれから目指す姿や求める人材、働きやすさなどについて語られています。
公式サイトだけでなく、SNSや掲示板で企業名で検索も行いましょう。企業研究を行う場合には、あらゆる情報をキャッチして研究するのがおすすめです。

IT業界の志望動機の例文
ここからは実際に、IT業界の志望動機の例文を紹介していきます。
文系出身者がIT業界へ転職する場合
文系出身者がIT業界への転職を目指す場合、「そもそも文系に進みながらなぜ今IT業界へ入るのか」を根拠とともに説明する必要があります。
「私は大学は文学部を卒業し、法人営業に携わってきました。しかし会社で貴社のITツールが導入され、その使いやすさから自分自身もこのツールの普及に携わりたいと感じるようになりました。
自分なりに業務効率化ツールについて調べたところ、プログラミング言語Pythonのことを知り、参考書で学びながら簡単な業務自動化ツールを作ってみました。この経験を活かし、貴社でもさまざまなクライアントの満足度を上げるツール開発に携わりたいと思っています。」
実際に起こしたアクションが具体的で説得力があります。「どういうツールを作ったのだろう」と、採用側も話を広げやすいでしょう。
「私はコールセンターでカスタマーサービスに携わっていましたが、近年はAIチャットボットが普及し『これから先自分の仕事はどうなるのだろう』という漠然とした不安がありました。
そこで思い切ってAIが学べるプログラミングスクールに通い、AIアプリ開発コースでチャットボットの開発まで取り組みました。このスキルを活かせる企業を探したところ、貴社のサービスを知りました。
貴社のサービスの魅力は顧客への正答率の高さだと感じています。またさらなる進化や満足度の高いカスタマーサポートツールを目指す貴社の取り組みに共感し、私もカスタマーサービスでの経験を活かしたいと感じ、志望させていただきました。」
「AIに仕事を奪われるかも」という漠然とした不安から具体的な行動に移したことで、IT業界を目指す意欲が伝わってきます。おそらく「コールセンターでの経験をどう活かすのか」と聞かれると思うので、実際の経験談を準備しておくといいでしょう。
未経験からIT業界へ転職する場合
未経験からIT業界へ転職する場合は、意欲を示すためのアクションや採用のメリットとなるようなスキルをアピールする必要があります。
「貴社の企業説明会に参加した際、『システムエンジニアには専門知識のみならずコミュニケーションスキルが重要』とのお話がありました。
私はプログラミングの実務経験こそございませんが、これまでの営業経験から顧客とのコミュニケーション能力には自信があります。またITスキルを身につけるため、ITパスポートの資格を取得しました。
これまでの経験と知識を活かし、貴社でもクライアントと密にコミュニケーションを取りながら業務に励もうと思います。」
企業説明会に参加しただけでなく、ITパスポートの資格を取得したことで、IT業界の体系的な知識を持つ根拠を示すことができています。「これまでの経験と知識を活かし」の部分を面接でも聞かれる可能性があるため、事前に準備しておきましょう。
「私は貴社のサービスに魅力を感じ志望しました。貴社のサービスにはRubyが使われていると伺っております。そのため、私もプログラミングスキルを身に付けるため、スクールでRubyおよびRuby on Railsの講座を受講しました。
スクールではチーム開発も経験したため、より実践に近い形の知識が身に付いたと感じています。この経験を活かし、貴社でのサービス開発に尽力したいです。」
プログラミングスクールでチーム開発を経験したのがポイントです。転職活動ではより実践力を求められる傾向にあるため、このような点は積極的にアピールしましょう。
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自身の原体験を語る
志望動機の中で自身の原体験を語ると、「自分だからこそできる」ことをアピールできます。
「私は幼い頃からゲームが好きで、漠然とゲームを作りたいという夢がありました。初めの職業としてその道は選びませんでしたが、近年のゲームアプリブームも相まって、自分でゲームを開発したいという想いが再燃しました。
簡単ではありますがGameSaladというサービスのテンプレートを使って、簡単なゲームのモックを作りました。また現在オンラインスクールでUnityも学習しています。
貴社がリリースしているゲームアプリは私自身もファンで、これから私もそのようなゲーム開発に携わりたいと感じ、志望しました。」
先に紹介した例文にさらに追記した形です。ゲームアプリで遊んだことがあるのと、実際に作った経験があるのとでは大きな違いです。「幼い頃からの夢をやはり叶えたい」という想いから実際にアクションを起こしているため、印象に残りやすい志望動機と言えます。
「私は二度の出産経験があり、子育てしながら働き続ける大変さを痛感しています。特に保育園への欠席連絡や連絡帳のチェック、お便りの管理は保護者も保育者にも負担が大きい部分です。
そんな時に子供が通っている保育園に貴社のシステムが導入され、アプリで管理できる便利さに衝撃を受けました。またこのようなアプリ開発のステップを知りたいと感じ、オンラインスクールでRubyとRuby on Railsを学びました。
貴社のシステムがさらに普及すれば、私と同様に働きながら子育てする母親たち、そして保育園の先生方も助けられると確信しています。私であれば、実際にアプリを使用する母親目線で、サービス普及に尽力できると感じています。」
実際にサービスを使うユーザーの声は、開発側も知りたい部分。そこを原体験として記載したのがポイントです。さらに「オンラインスクールでRubyとRuby on Railsを学びました。」と示すことで、より説得力のある志望動機になっています。
社会問題に関する志望動機
原体験と同様に、システムやサービスによって「社会問題を解決したい」という点をアピールできると、IT業界を目指す意欲が伝わりやすいです。
「私は前職で製薬会社の営業に携わっていました。そこで感じたのは遠隔診療の重要性です。担当していたのが過疎地だったこともあり、高齢者が容易に診療に通えない、あるいは診察に訪れたとしても待ち時間が長いといった現実も目の当たりにしました。
そんな折に貴社のオンライン診療システムのことを知り、これが普及すれば医療業界がアップデートすると確信しました。営業とはいえシステムの中身のことを理解する必要があると感じ、ITパスポートも取得しました。
現場を知る者として貴社のシステム普及に尽力したいと感じ、志望しました。」
前職で感じていた具体的な問題点と、現場を知っているという採用するメリットをアピールできる志望動機です。さらにIT業界への基本的な知識を示せる資格を提示したことで、説得力が増しています。
「私は現在の検索エンジンで上位にヒットする記事の内容に疑問を感じていました。知りたい情報にアクセスするには、ある程度情報リテラシーを持っていないと、根拠が乏しい記事にたどり着いてしまう危険性もあります。
この現状を解決したいという想いから、自身でブログを運営し、検索意図に真摯に向き合い、正しい情報コンテンツを発信してきました。そんな折に貴社のWebメディアの存在を知りました。
『正しい情報発信で少しでも多くの人を幸せにしたい』という貴社のビジョンに深く共感し、私も貴社のWebメディア運営に尽力したいと感じ、志望させていただきました。」
「自身でブログを運営する」という具体的なアクションや、それが企業のビジョンにもマッチしていることをアピールできる志望動機です。「この企業で働きたい」という熱意が伝わりやすいでしょう。
IT業界の志望動機のNGな例文
ここまで解説したIT業界の志望動機の要素を大きくまとめると、以下の3つがポイントになります。
- IT業界への知見・興味・関心があるか
- 企業の最新情報をキャッチアップしているか
- 自身を採用することのメリットを伝えているか
これらの項目を具体的なアクションや経験、スキルとともにアピールすることが大切です。またいずれかが欠けてしまうと、説得力に乏しい志望動機となってしまう可能性があります。
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このことも踏まえて、実際のNG例文を見てみましょう。
明らかに内容が漠然としているのが分かるはずです。これはIT業界へ興味関心を持った「きっかけ」にすぎず、なぜIT業界の中でもこの企業を選んだのか、またIT業界に入るために自分なりに起こしたアクションや、貢献できるスキルなども記載されていません。
どの企業を志望しても使い回しできるような文言のため、採用側の印象に残らない可能性があります。
「私の父はガジェット好きで、私自身も物心ついた頃から父のお下がりのパソコンで遊ぶのが好きでした。そのため周囲の友人もパソコンで分からないことがあれば私に聞いてきましたし、パソコン教室のようなものを趣味で開いたこともあります。
パソコン教室を開いて感じたことは、誰もがつまずくポイントがあり、学ぶこと自体が目的化するとスキルとして身につきにくい、ということです。このような経験を活かし、老若男女問わず使いやすいサービス開発に携わりたいと思います。」
先ほどの内容よりはいいと思います。原体験やIT業界に携わる前に起こしたアクションも書かれています。しかし企業を志望する根拠がありません。
「サービス開発に携わりたい」と言われても、どのようなサービスを開発したいのか、またこの企業で開発したいと感じたポイントはどのような点だったのかを具体的に記載する必要があります。
「私は現在プログラマーとして働いています。しかし指示通りのプログラムを組むだけではなく、クライアントとのやりとりを担当する上流工程に携わりたいと感じるようになりました。
プログラマーの仕事にはやりがいを感じており、趣味でもプログラミングを行いアプリを開発しています。チーム開発でのコミュニケーションを取るのも得意なので、クライアントとのやり取りも円滑に進められると思います。
私自身、貴社のアプリ「○○」のユーザーで、ユーザー目線の開発にも尽力できると感じています。」
こちらはすでにIT業界で働いており、プログラマーから他社のシステムエンジニア求人に応募するケースです。一見問題ない志望動機にも思えますが、具体的なアクションがないのがNGポイントです。
「コミュニケーションを取るのが得意」と書いてありますが、それは主観的な意見で、これだけでは客観的なスキルのアピールにはならないでしょう。
例えば「プログラマーからシステムエンジニアにキャリアアップするために必要なスキルを分析し、プロジェクトマネージャーの資格を取得した」など、第三者でも分かりやすいスキルや経験を提示できるようにするのがおすすめです。
面接での志望動機の伝え方ポイント3つ
ここまで解説した要素をクリアしていたとしても、面接での伝え方一つで印象が大きく変わることもあります。そこでここからは、面接での志望動機の伝え方を3つのポイントで解説します。
明るくハキハキと話す
特に未経験の場合、「エンジニア=パソコン画面に向かってひたすらプログラミングをする姿」を連想する方も多いのではないでしょうか。
しかし実際のサービスやシステム開発はチームで行うことが多いです。なのでエンジニアもコミュニケーションスキルが必要なのです。
コミュニケーション能力の高さをアピールするためには、志望動機も面接官の目を見て、明るくハキハキと伝えることが大切です。コミュニケーションを取る力がないと判断されると、「協調性があるのだろうか」と疑問に思われるケースもあります。
「なぜその企業に応募したのか」をしっかりと伝えることを意識する
志望動機はその企業に応募した理由を伝えるのが大切です。そのためには「ここで働きたい」という意欲をアピールしなければなりません。
企業研究をさまざまな角度から行ったことや、書類選考から面接までのニュースもチェックし「先日○○でおっしゃっていた△△の部分、私も深く共感しました。」など、常に最新情報にアンテナを張っているアピールをするといいでしょう。
正しい言葉遣いをする
例えば今回紹介している志望動機の例文には「貴社」を用いていますが、面接の場合は「御社」と言わなければなりません。この他にも敬語と謙譲語を正しく使うなど、面接時は言葉遣いに十分注意しましょう。
例えば「言う」という言葉一つとっても、敬語であれば「おっしゃる」、謙譲語であれば「申し上げる」など、今一度言葉遣いを確認しておく必要があります。
今回は大きく3つのポイントを紹介しましたが、この他にも中途採用面接を受ける場合に気をつけるべき9つのマナーがあります。以下の記事で解説しているので、合わせて参考にしてください。
関連記事:中途採用試験・面接を受けるときに注意したいポイントを解説
転職成功のポイントは「業界・業務への理解」
特に未経験からIT転職を目指す場合、業界や業務への理解を深めるための研究は必須です。
ただし、覚えたばかりの専門用語を志望動機にムリに使っても、その言葉の意味を正しく理解していないと、面接の時もしどろもどろになってしまうでしょう。
未経験者がIT業界の理解を深めるためには、前述したように具体的なアクションを起こすことが大切です。例えばプログラミングを学習して自らアプリを開発したり、社会人インターンでIT業界に飛び込んでみたりするなどです。あなたがIT業界を目指すきっかけとなった出来事を踏まえて、今からできることを考えてみましょう。
これは未経験からのIT転職を成功に導くだけでなく、あなたにIT業界の仕事が本当に合うのかを知るきっかけにもなります。
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プログラミングに関する基礎知識を学ぶことも重要
営業職であってもシステムを扱う会社であれば、システムがどのような作りになっているか、などの知識は持っておくと良いでしょう。そのためには、最低限のプログラミングの知識があることが好ましいです。
また、業界未経験の場合は、プログラミングを自主的に学習していることで意欲のアピールもできます。
プログラミングスクールの受講がおすすめ
プログラミングの学習は、未経験者は特に何から始めたら分からない場合が多いです。その点プログラミングスクールは、初学者でも効率的に学べるカリキュラムが準備されています。
特に転職の場合は仕事を継続しながら学習するため、独学では挫折する確率が高くなりがちです。その点社会人向けのプログラミングスクールなら仕事を続けながら学習を継続しやすく、また同様に学習に励む人もいるため、モチベーションを保てるでしょう。
転職サポート付きスクールを選ぼう
プログラミングスクールの中には、転職サポートを設けているところがあります。このようなスクールでは、キャリアカウンセラーが転職活動の相談に乗ってくれます。特に業界未経験からITの職種に飛び込む場合、このようなサポートは心強いでしょう。
プログラミングスキルの取得と転職活動を効率的に行いたい場合は、転職サポート付きのスクールがおすすめです。スクールの中には無料カウンセリングを受けられるところもあります。まずはIT業界の転職市場を知るためにも、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
さいごに
IT業界へ転職する場合の志望動機では、「なぜこの業界を目指すのか」を根拠とともに示す必要があります。特に業界未経験の場合は、入社してから学ぶスタンスではなく、事前にITスキルを身に付けるために起こしたアクションを提示できると効果的です。例えばプログラミングを学ぶのであれば、転職サポート付きのスクールを選ぶと学習と転職活動を効率的に行えるでしょう。
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