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準社員とアルバイト・パートの違いは?収入や働き方の差を解説

更新: 2018.09.25

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家事や育児、またその他の事情によって正社員としてのフルタイム勤務は難しいと思っている方は多くいらっしゃることでしょう。

そのような場合、正社員よりもライフスタイルに合わせて柔軟に働くことが出来る働き方として「準社員」と「アルバイト・パート」があります。

しかし、この二つの働き方はそれぞれどのような違いがあり、具体的にどのような点で正社員と異なるのでしょうか。

今回は、準社員とアルバイト・パートの働き方、収入の違いや、その二つの雇用形態と正社員との違い、さらに準社員、アルバイト・パートの求人の探す上でのおすすめの求人サイトを紹介します。

準社員について解説

準社員とは

まず、準社員という雇用形態について解説します。

労働に関連する法律上、準社員という雇用形態は明確に定められているものではありません。

現時点では、各企業が正社員とは別の雇用形態として働き方や待遇を独自に設定しているのが「準社員」です。契約社員のことを準社員と呼ぶ企業もあります。

そのため、就業時間、業務内容、給料、有給休暇や福利厚生などについても企業によって異なるのが現状で、「社員」という言葉が入っているからといって必ずしも「正社員」と同様の待遇ではないケースもあります。

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アルバイト・パートとは

アルバイト・パートは、どちらもパートタイム労働法という法律の上では「パートタイム労働者(短時間労働者)」と定義されており、具体的には「1週間の所定労働時間が正社員と比べて短い」労働者を指します。

アルバイト=学生、パート=主婦というイメージがありますが、実際にはアルバイトとパートの間には明確な定義の違いはなく、雇用する企業が便宜上呼び分けているだけです。

準社員とアルバイト・パートとの違い

次に、準社員とアルバイト・パートの違いを給与や待遇などの側面から見ていきましょう。

収入は準社員の方が高い傾向がある

準社員、アルバイト・パートはどちらも正社員ではありませんが、給与面については準社員のほうが高い傾向があります。

理由としては、多くの企業において準社員は「正社員ではないが、それに準ずるポジション」となっており、フルタイムで働いていたり、一般的なアルバイト・パートよりも難易度が高く責任のある業務を担うことが多いためです。

また、給与が時給ベースで計算されることが一般的であるアルバイト・パートに対して、準社員は企業によっては月給で計算されることがあることも、収入に差が出る一因です。

準社員の平均年収は約340万円

準社員(契約社員)の平均年収は、およそ340万円ほどとされています。月収で考えると、28万円ほどです。正社員の平均演習が約440万円とされていますので、年収で考えると100万円ほど下になるイメージでしょう。

20代のみに限定して考えると、月収28万円というのは高所得に思えるかもしれません。しかしこちらは全年齢の収入平均した数字です。年齢が上がるほど、準社員(契約社員)と正社員の収入差は広がります。

参照:非正規雇用の契約社員、その平均年収はいかほどか

アルバイト・パートの平均年収は200万円以下

アルバイト・パートの正確な平均年収データはありませんでした。しかし、およそ200万円以下ではないかとされています。この数値には、大学生のアルバイト(月5〜10万円ほどの収入)も含まれていると思われるため、年収も低い数値になっているようです。

大学生のアルバイトなども除いたとしても、年収的にはアルバイト・パートの方が準社員より低い傾向があります。

準社員は正社員登用する前提で募集しているケースがある

「正社員に準ずるポジション」とされている準社員は、成果や会社への貢献が認められた場合、あるいは一定期間働くことで正社員になることが出来るケースがあります。

正社員登用の可能性がある場合は求人情報にその旨が記載されていることが多いため、準社員からの正社員登用を望んでいる人は募集要項を確認するようにしましょう。

アルバイト・パートの方が採用基準が低い傾向がある

採用基準については、アルバイト・パートの方が低い傾向があり、求人情報に「未経験者歓迎」としているケースも多く見られます。

これは、アルバイト・パートの業務内容が準社員よりも難易度が低く、その分給与も低く設定されていることが多いことが背景にあります。

働き方の自由度ではアルバイトやパートの方が高い

ライフスタイルやプライベートの時間を優先させながら働くことができるのは、準社員よりもアルバイト・パートです。

働きたい曜日や時間の希望を伝えた上で、勤務予定が決定されることが多いアルバイト・パートに比べて、準社員は働く曜日、時間が固定であることが一般的です。

アルバイト・パートは退職の際に必要な手続きが最低限で済む

退職時の手続きについても、アルバイト・パートは準社員に比べて必要な手続きが少ないです。

上述した採用基準や働き方の自由度も考慮に入れると、次の職場を探すためのつなぎとして働きたい場合はアルバイト・パートの方が良いでしょう。

準社員とアルバイト・パートに共通する点

給与や働き方についていくつかの違いがある準社員とアルバイト・パートですが、共通点もいくつかあります。

リストラのリスクが高い

会社の業績不振や仕事の成果などによっては、準社員、アルバイト・パートとしての契約を更新できないケースがあります。

これは、雇用期間が定められている契約社員についても同様のことが言えます。

正社員と比較して収入が少ない傾向がある

アルバイト・パートよりも準社員の方が給与が高い傾向になると解説しましたが、正社員と比べるとどちらも収入は低くなります。

たとえ入社時(契約時)に設定される収入が正社員と同じ水準であっても、年齢や勤続年数、昇格に応じて基本給が上がっていく正社員に比べて、準社員、アルバイト・パートはそのような待遇が用意されていないケースが多いのが現状です。

ボーナスについても違いがあります。

準社員、アルバイト・パートに対してのボーナスの有無は会社ごとに異なりますが、支給されないことが多く、支給されている場合でもその金額はやはり正社員と比べると低いことが一般的です。

一部の福利厚生について適応外になる場合がある

福利厚生を受けられる範囲が限定的である場合があります。

この点についても企業ごとに違いはありますが、有給休暇や交通費支給などの基本的な制度は対象であっても、それ以外(例:提携しているフィットネスクラブの利用)は対象外、といったように社員も正社員と全く同じ内容の福利厚生を受けられるとは限りません。

責任の大きい仕事を任されにくく、出世する機会は少ない

業務内容やキャリアプランについても、準社員、アルバイト・パートと正社員には違いがあります。

現場で任される仕事については、

  • アルバイト・パート:難易度・責任が低く、正社員でなくてもこなせる業務
  • 準社員:アルバイト・パートよりも難易度・責任の高い業務を担当するが、あくまで正社員のフォローとしてのポジション
  • 正社員:難易度・責任の高い業務

といった具合に異なり、準社員、アルバイト・パートは自らの意思で物事を判断し、仕事を進めていく機会が正社員よりも圧倒的に少ないです。

そのため、出世や昇給の機会も少なく、上昇志向のある人にとっては物足りなさを感じるポジションに思えるかもしれません。

もちろん、これらの正社員との違いは正社員と準社員、アルバイト・パートとしての働き方の違いからによるものであり、準社員やアルバイト・パートは正社員と比べて

  • 労働時間が短い(勤務日・時間を希望に沿って決定することができる)
  • 残業が発生しづらい
  • 未経験者でも職に就きやすい

といったメリットがあります。どの雇用形態が良い・悪いというわけではなく、それぞれの違いを理解した上で個人のライフスタイルやキャリアプランに合った働き方を選択することが大切です。

正社員として働きたいのであれば準社員がおすすめ

ここまで、準社員、アルバイト・パートの働き方を正社員と比較しながら解説してきましたが、「将来は正社員として働きたい」と考えているのであれば、アルバイト・パートではなく準社員の求人に応募することがおすすめします。

準社員・契約社員の求人を探すのにおすすめのサイト3選

準社員・契約社員の求人を探す際におすすめのサイトを3つ紹介します。

求人サイトはどこも同じ、と思われるかもしれませんが、掲載されている案件数やそのサイトが強い業界、地域などはサイトによって異なります。

検索条件の設定方法や見やすさなどの操作性も重要なので、複数のサイトを使ってみて自分に合っているものを選ぶと良いでしょう。

indeed(インディード)

参照:indeed

TVCMなどでも見られるindeedは求人に特化した検索エンジンです。

職種、勤務地、雇用形態(正社員、契約社員など)を指定し、求人情報を検索することが出来ます。

評判については使いやすい、応募する人と募集企業とのマッチング率が高いという良い意見もあれば、検索条件を細かく設定できない、期限切れの求人も出てくる、といったような改善を望む声もあります。

TOWN WORK(タウンワーク)

出典:TOWN WORK

「バイトするなら・・・」のTVCMでお馴染みの求人サイトTOWN WORK(タウンワーク)です。

アルバイト・パートの求人情報のイメージがありますが、準社員、契約社員などそれ以外の求人情報も多く取り扱っています。

未経験OK、交通費支給といったように各求人の詳細が検索結果の表示ページでひと目で確認できる他、月給順、日給順といったソートをかけることも出来ます。

エン転職

出典:エン転職

エン転職は転職に特化したサイトです。転職に際しては転職エージェントなどに求人を紹介してもらう手段もありますが、それと並行して求人サイトなどでどのような職が募集されているのかを確認しておくと良いでしょう。

エン転職では、職種、業種、勤務地などで検索を行うことができ、検索画面上に各求人の詳細が記載されているため、短い時間で多くの求人内容を知ることができます。

就職までのつなぎとしてならばアルバイト・パートがおすすめ

準社員・契約社員からの正社員登用は視野に入れておらず、次の就職までのつなぎとして働きたい場合はアルバイト・パートが適しています。

アルバイト・パートの求人を探すのにおすすめのサイト3選

アルバイト・パートの求人を探す際におすすめのサイトを3つ紹介します。

こちらもいくつかのサイトを使ってみて、掲載されている案件数や使いやすさなどから自分に合ったサイトを選びましょう。

バイトル

出典:バイトル

求人数が多く、使いやすいことからユーザー満足度も高いバイトル

業務内容や待遇などの基本情報に加えて、バイト先の雰囲気を写真や動画などで紹介してくれるため、応募前に職場の雰囲気を知りたい方におすすめです。

アルバイトEX

出典:アルバイトEX

アルバイトEXは、20社以上の求人サイトから横断検索することができます。

土日のみ、週1日、昼間といった勤務希望に合わせて細かい条件を設定出来る他、実際に働くことが決定し、申請すると、アルバイトEXの運営会社よりお祝い金として3万円がもらえます。

マッハバイト

出典:マッハバイト

2017年に「ジョブセンス」から「マッハバイト」に名称が変更になった求人サイトです。

求人数も多いことに加えて、「駅ナカ」や「イオン」といった勤務地を具体的に指定して検索ができることが特徴です。

また、バイトが決まれば最大1万円のお祝い金がもらえます。

さいごに

収入や待遇面だけを見ると正社員が最も優遇されているように見えるかもしれませんが、準社員、アルバイト・パートなど、各雇用形態でメリット・デメリットはあります。

重要なのは、それぞれの違いを理解した上であなたの生活や働き方(労働時間、業務内容など)に合ったものを選択することです。

転職や就職を検討している方は、本記事を参考にどれが自分に合っているか、ライフプランやキャリアプランと突き合わせてぜひ考えてみてください。

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この記事を書いた人

石田ゆり
元システムエンジニア・コンサルタント。ERPパッケージソフトウェア会社にて設計から開発、品質保証、導入、保守までシステム開発の一通りの業務を経験し、その面白さと大変さを学ぶ。働く人々を支援するバックオフィス系システム・業務効率化ツール等に特に興味あり。趣味は旅行、ヨガ、読書など。

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