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20代後半や30代になってから、いままで未体験の新たなことにチャレンジするのは勇気が要ります。
ましてやプログラミングは「プログラマー35歳定年説」も根強い、専門性の高い分野でもあります。実際にはプログラマーのキャリアは多様化が進み、かつて囁かれていたような「35歳定年説」は過去のものとなりました。プログラミングを学び始める年齢は、それほど重要視されなくなりつつあります。
年齢を重ねてからプログラミングを始めた人物として、世界的な注目を集める日本人が居ます。
それが82歳の女性プログラマー、若宮正子さん。
若宮さんは60代になってからパソコンを始め、80代でSwiftの学習を開始。アプリ「hinadan」を開発。Appleの開発者イベントにも登壇しています。
若宮さんが開発したアプリ「hinadan」と、そのキャリアをご紹介します。
この記事の目次

iOSアプリ「hinadan(ひな壇)」とは

iOSアプリ「hinadan(ひな壇)」は、82歳の女性プログラマー・若宮正子さんが開発したスマホアプリです。
80歳を過ぎてから、プログラミング言語「Swift」の学習をスタート。
「hinadan」をリリースし、Appleが主催する開発者イベントWWDCにもサプライズゲストとして登壇。 マーちゃんの相性で親しまれる若宮正子さんは、世界的に有名な「コンピューターおばあちゃん」となりました。
高校を卒業して銀行に勤め、60歳まで働いた女性が、還暦過ぎてパソコンを独学で習得。その女性が、なんと81歳でiPhoneアプリを開発するなど、プログラミングに挑戦。米国で開かれたアップルの開発者会議に招かれ、クックCEOから絶賛されました。今日はその女性、82歳の若宮正子さんが出演します。 pic.twitter.com/53lXHERUgJ
— 津田大介 日本にプラス+ (@tvasahi_n_plus) 2018年3月26日
hinadan(ひな壇)の遊び方
全てのひな人形を、ひな壇の正しい場所に置く

正しい位置にひな人形が置かれると「正解です」と表示
画面下方のひな人形を軽くタッチして選択。ひな壇の正しい位置に置くと「正解です」と表示。誤りだと「間違いです」と表示されます。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊ぶのに最適
いまの20代や30代で、ひな人形の正しい配置を知っている方は意外に少ないのではないでしょうか?
ひな人形の配置のパターンは限られているので、あてずっぽうにタップしてもゲームクリアは可能です。しかし、それではちょっと勿体無いです。
ぜひ年末年始や長期休暇の時には、おじいちゃん、おばあちゃんに画面を見せながら「どのひな人形を、どこに置けば正解だと思う?」と質問しながら一緒に遊んでみてください!
ユーザーの声
hinadanの評価は2018年3月現在で、4.7。「今度実家に帰った時におばあちゃんと一緒にしようと思いました!このゲームならおばあちゃんでもできそうで嬉しいです!」など、好意的な意見が多く寄せられています。
おばあちゃんでも分かりやすい直感的な操作を高く評価する声もあります。
Excel(エクセル)アートの第一人者としても知られる若宮正子さん

画像出典:エクセルアートミュージアム
若宮正子さんはExcel(エクセル)アートの第一人者としても、非常に有名です。
表計算ソフトというイメージが強いExcel(エクセル)ですが、セルの塗りつぶしや罫線、オートシェイプといった描画機能を使うことで絵を描くことができます。
若宮さんはエクセルアートを応用し、バッグやうちわといったグッズも作成。発表しています。
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若宮正子さんの経歴
1935年に東京で生まれた若宮さん。高校卒業後、三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に勤務。パソコンを始めたのは60歳を過ぎてから。定年をきっかけにパソコンを習得しました。
「物好きでおっちょこちょい」と自分を形容する若宮さん。iPhoneアプリ開発を始めたのは、2016年秋。プログラマーになるという目標があったわけではなく「1つアプリを作ってみよう」と純粋に思ったのが開発の動機だったそう。
若宮さんは政府の「人生100年時代構想会議」にも有識者として選出され、政策作りに関与。シニア層の学習やIT技術活用の啓発にも取り組んでいます。
本も出版

「40歳でも人生の折り返し地点に達していない」歳を重ねても挑戦し続ける若宮さん
#若宮正子 さんをご存知でしょうか。83歳で現役プログラマーなんです。彼女の探求心はものすごいんです。
「#人生100年時代 なので、40歳でも折り返し地点に行ってません。ゆっくりやればいいと思いますよ。」と語っています。— ミライカレッジ (@miraicollegeJP) 2018年3月25日
60代からパソコンを始め、80代でプログラミングにチャレンジ。アプリを完成させ、政府の構想会議にも有識者として参加する若宮さん。
平均寿命が伸び「人生100年時代」とも呼ばれる昨今。人生を100年とするならば、30代や40代はまだまだ「若者」とも言えます。
人間は何歳になっても、新しいことを学べる。 単に健康に生きるだけでなく、新たなことにチャレンジし続ける姿勢こそが人生を豊かにする。
人生100年時代の生き方を体現する若宮さんのチャレンジ精神は、多くの人に新鮮な驚きと刺激を与えています。
長女の立志式での言葉
私には今、なりたいものがない。
小学校低学年の時には夢があったが、リスクを考え始め、夢が無くなっていった。
82歳の女性プログラマーが「失敗しても死なないから」と言うのを聞き、ハッとした。
失敗を恐れずに挑戦して、なりたい自分を見つけたい。私も頑張ります…????
— tamy@4/15 平尾台トレイル (@runner_tamy) 2018年3月12日
82歳のプログラマー
89歳の写真家
100歳のスイマー
105歳のスプリンター
みんな凄いな。
人は挑戦をあきらめた時に
老いるのだと思います。 pic.twitter.com/6ydR8z9VCn— 野球道bt (@89doubot) 2018年3月11日
「60歳でインターネット…75歳でピアノ、81歳でコンピュータープログラミング…『健康寿命だけでなく(関わってこなかった分野に挑戦する)活動寿命を延ばしていく必要がある。80の手習いなんて当たり前です』」アプリ開発「コンピューターおばあちゃん」・若宮正子さん(82)【東京新聞3面3/1】 pic.twitter.com/k7Cg0jpEjA
— チャラ純平 (@charajunpei) 2018年3月1日
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さいごに
80代になってからプログラミングを始め、SwiftでiOSアプリを開発。Appleの開発者イベントにも登壇する若宮さん。
「プログラミングは大人になってから学習しても、身につかない」というイメージを持っている方がいたら、それは大きな間違いであることを若宮さんは証明しています。
学習には「遅すぎる」ということは、ありません。 もし少しでもプログラミングに興味があるならば、年齢は気にせずまずはチャレンジしてみることをおすすめします。
